愛車のバンパーへこんでいませんか?バンパーの修理方法のまとめ
2016/04/16
ゴンタ
「車を始動しようとしたけど、イグニッションキーが回らない」、また「ハンドルも動かない」、このような現象は、ハンドルロックによってハンドルが固定されたことが原因です。このハンドルロック機能は車を盗難から防止するという名目で標準で搭載されている車がほとんどです。
自動車のハンドルロックとは、イグニッションキーを抜いた状態ではハンドルが回らないようロックして、車の盗難を防止するための機構、または機能のことです。ハンドルロックはステアリングロックとも言われています。
車のハンドルロック
キーシリンダーからイグニッションキーを抜けるのは「LOCK」の位置。これでハンドルロック作動スタンバイ!となります。
ハンドルを回すとガチッとロックされます。
ほとんどのドライバーはハンドルロックを意識していないと思いますが、イグニッションキーを抜いてハンドルを少し回してみると、ハンドルはロックしてしまい、右にも左にも回らなくなります。つまり、イグニッションキー抜いている状態だとハンドルをロックし、盗難しようとしても自動車を運転できなくしてしまうわけです。
車のハンドルロック
駐車場で車を止めて、降りてみたら、タイヤの切り角がまっすぐになっていない。ちょっと、タイヤの向きを直そうと思って、エンジンをかけずにハンドルを回したら、ハンドルがロックされてしまうということになります。
車はハンドルロックがかかってしまうと、ハンドルが動かないだけでなく、イグニッションキーを差し込んでエンジンをかけようとしても、キーすら回らなくなってしまうので注意が必要です。
車のハンドルロック
車の盗難防止のための優れた機能ですが、この機能を知らないと、思わぬトラブルになってしまいます。
ハンドルがロックされている、イグニッションキーが回らずエンジンがかけれない事態に遭遇したら「ハンドルロック」を疑ってみてください。
それでは、ハンドルロックがかかってしまった時の解除方法をご説明します。
ハンドルロックがかかり、キーが回せないときは、あわてずにハンドルを左右どちらかに回しながら、同時にキーを回します。すると、キーが回ると同時にハンドルロックも解除されます。ポイントはハンドルとキーを同時に回すことです。また、右回しで解除しやすかったり、左回しで解除しやすかったりするので、両方試してみてください。
ハンドルロック解除
ハンドルロックがかかった時のハンドルは結構重たいので、しっかりと力を入れながらやってみて
ください。一回で解除できない場合も、諦めずに何度か繰り返してやると解除できることがあります。
どうしてもダメなら、ハンドルをゆするように動かしながらキーを回してみてください。
ハンドルロック解除方法
ハンドルロックを意識していない人が、出先でいきなりハンドルロックに遭遇すると、軽いパニックに陥るかもしれません。そうした事態を避けるためには一度ハンドルロック解除を経験しておくことをお勧めします。
車のハンドルロック
駐車場に車を止める時はタイヤが直進状態であることを確認してからイグニッションキーを抜きましょう。
自宅の駐車場などで車のイグニッションキーを抜いた状態でハンドルを回してみましょう。ガチッと音がして、ハンドルロックが作動します。そこでイグニッションキーを差し込み、ハンドルロックの解除方法を試してみてください。できればハンドルロックをよく知っている人にそばについてもらえれば、心強いですよね。
車のハンドルロック
一度経験し、コツを掴んでしまえば、もうハンドルロックは怖くありません。
では、最近多くなってきたキーレスプッシュスタート式の車の場合はどうしたらいいのでしょうか?
キーレスプッシュスタート式の車
キーレスプッシュスタート式の車の場合、ハンドルを精一杯切った状態でハンドルロックさせてしまうと解除は難しくなるそうです。
スマートエントリー&スタートシステムを採用している車の場合は、オートマチック車ならシフトレバーがPの位置にあることを確認して、ハンドルを左右に動かしながら、エンジンスタートボタンを押すことで解除できます。
これなら、トラブルはありませんよね。
車のハンドルロックについて紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。ハンドルロックが解除できないトラブルは多くの方が経験するようで、販売店への問い合わせも多いようです。もしものときのために、一度、コンソールボックスの中の取説で確認してみてはいかがでしょうか?
車のハンドルロック
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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