ミドルクラスセダン、トヨタ プレミオ。その実力と評価とは?!
2015/11/14
日野義之
トヨタが1995年に発売を開始したレジアス(REGIUS )は、ハイエースと基本的なプラットフォームを共通にするワンボックスタイプのミニバンです。兄弟車グランビアを少しコンパクトにして、日常の使い勝手を向上させたのがトヨタレジアスの特徴です。
それではトヨタレジアスがどのようなクルマなのか、紹介していきましょう!
トヨタレジアス
今から約20年くらい前に製造開始されたトヨタレジアス。
1997年4月にハイエースレジアスとして登場した。ハイエースレジアスは5ナンバーサイズでグランビアよりも車体が一回り小さく、ディーゼル車は一部モデルを除き5ナンバー登録である。また、商用モデルは「ハイエースレジアスバン」という車名で同年6月に販売が開始された。
現在はハイエースレジアスエースバンと名称を変えて、今も生産が行われています。
トヨタレジアス
車名の「レジアス」はラテン語で「華麗な」、「すばらしい」という意味であり、スタイリッシュなボディと、華麗な走りをイメージして名づけられた。レジアスの名称はハイエースの姉妹車で同じくトヨタビスタ店専売車種であるレジアスエースとして残されている。
トヨタレジアスは、当時発売していたハイエースよりもデザインが美しかったのが特徴です。
それではまずトヨタレジアスの室内装備をチェックしていきましょう。
トヨタレジアス インテリア
カーナビなど当時最先端の電子デバイスもビルトインで搭載できました。このあたりもトヨタレジアスはハイグレードモデルの位置づけであることが理解できます。
トヨタレジアス シートアレンジ
トヨタレジアスは、全席後席つなげるとフルフラットになります。
ワゴンの大きな特徴として、オプションでフロントシート以外の全シートを脱着式に変更でき、ユーザーが自由に外して商用車並みの荷室容積を作る事が出来た。また内装の質感はグランビアより勝る点が多く、最上級グレードのG EXパッケージにはグランビアより高額なプライスタグが付けられた。
豪華な室内装備品と、広大な室内空間もトヨタレジアスの特徴です。
重量級のボディを軽快に引っ張るためにトヨタレジアスのハイグレードモデルは、3リッターディーゼルターボを搭載しています。
トヨタレジアス エンジン
ランクルなどに搭載されていた3.0L 直4 OHCターボディーゼル 1KZ-TE型と同じエンジンをトヨタレジアスにも搭載しています。
3.0L 直4 OHCターボディーゼル 1KZ-TE型
・最高出力 103kW (140PS) /3,600rpm
・最大トルク 343N·m (35.0kgf·m)
トヨタレジアスは当時人気を誇っていた車種だけに、モデルバリエーションも豊富に用意されていました。
トヨタ レジアス(REGIUS)ウインドツアラー
1998年に追加されたトヨタレジアスの特別仕様車です。サイドのストライプが爽やかなイメージ。
それまでのトヨタの最上級1BOXとして君臨したハイエースの実質的な後継車という役割も担っていたためである(実際にはハイエースワゴンも併売された)。 スポーティーグレードの「ウインドツアラー」も設定された。ややおとなしい外観の標準グレードに比べ、メッシュグリルやエアロパーツで精悍さを演出し、内装も標準グレードと差別化されていた
トヨタレジアスウインドツアラーのCMにはアーティストの宇崎竜童さんが出演したことでも話題を集めました。
使い勝手の良いクルマだけに、ドレスアップも楽しみです。
ドレスアップしたトヨタレジアス
フロントスポイラー、サイドスカート、リヤスポイラーなど、エアロパーツ3テンセットを取り付けたトヨタレジアス。アルミホイールで足元を引き締めています。
ドレスアップしたトヨタレジアス2
グロスブラックのアルミホイールとタイヤのロゴマークを入れてドレスアップ。フロントグリルもビレットですね。
このレジアスは、最近では少なくなった8人乗りで後席がフルフラットになるタイプです。アメリカンレーシングホイール、ビレットグリル、HID、HDDナビ&地デジも装着してあり、またジェットスキーなども牽引できるようにヒッチメンバーも装備しています。(※実は当社がジェットスキーの買取時に使用していたんですけどね。。また1台牽引用車両作らなければ。。)
牽引フックで引っ張れるほど、パワフルな走りがトヨタレジアスの特徴でもあります。
隠れた名車 トヨタレジアス
いかがでしたでしょうか。
以上、トヨタレジアスをまとめてみました。
ミニバンブームの黎明期に登場したクルマでしたが、
豪華な装備品など魅力的な車であったことがあらためて再認識できました。
現在レジアスは直系となる後継モデルは存在していませんでしたが、
それでもミニバンの歴史を支えた名車ですね。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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