バイクで二人乗りをするとき気をつけることってどんなこと？
暖かくなってくるとバイクで出かけたくなりますよね？そんなとき恋人や家族と二人乗りで…と考える方も多いと思います。実はバイクで二人乗りする際に気をつけることがたくさんあります。今回はバイクで二人乗りする際に注意すべきポイントや便利アイテムをご紹介します。
バイクで二人旅…憧れている人も多いのではないでしょうか。
二人乗りならワインディングも景色も時間も共有できて、バイクの楽しさがより一層増します。
では、二人乗りができるバイクとは一体どんなバイクでしょうか。
二人乗りをしていいバイクは一般道と高速道路で少し違ってきます。
一般道では運転経験１年以上の５０ｃｃ以上のバイクで二人乗りができます。
高速道路では２０歳以上で運転経験３年以上の１２５ｃｃ以上のバイクで二人乗りができます。
このように二人乗りができるバイクや二人乗りができる人の条件は一般道と高速道路で変わってきますので、注意が必要です。
ただし、高速道路や一般道でも二人乗りが禁止されている区域もありますので、標識などに注意が必要です。
次はバイクで二人乗りをする際にバイクに装備していなければいけないものをご紹介します。
普通のバイクじゃだめなの？と思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
まずはシートです。
二人乗りをしたくてもシングルシートでは二人乗りができません。
タンデムシートを装着しておく必要があります。
次にパッセンジャー（同乗者）がつかまるものが必要です。
これには様々なタイプがありますが、ベルトやハンドルなどが一般的です。
そして最後にもう一つ、パッセンジャーが足を置くステップです。
ステップに足が届かない場合は同乗できません。
二人乗りをする際は相手の体格に合わせてステップを考える必要があります。
お子様を乗せる場合には、後付けできる簡易のステップもありますので、参考にしてみてください。
次はバイクで二人乗りをする際の心構えをご紹介します。
同乗してくれている友達、家族、恋人…あなたにとって大切な人と快適に楽しむために必要な注意ポイントをご紹介します。
装備（ウェア）を整える
バイクは転ぶ乗り物です。二人乗りならなおさらリスクが高まります。
ライダー同様にパッセンジャーもジェットヘル以上のヘルメットやプロテクター付ジャケット、グローブなど最低限の安全装備は整えるべきです。
運転時の注意
ライダーは急加速、急ブレーキはできるだけしないように心がけましょう。
急がつく運転はパッセンジャーが疲れるし、ひどい時には振り落とすこともあります。
またクラッチワークがラフだとギクシャクした動きになり、非常に疲れます。
コーナーリング中にパッセンジャーが反対側に体重をかけると転倒などの恐れがあるため大変危険です。
初めてバイクに乗る人には、乗り降りの仕方、手足の位置、ニーグリップなど、基本的なことを教えてあげましょう。
最後にバイクで二人乗りを楽しむための便利アイテムをご紹介します。
なくても何とかなるものばかりですが、あると格段に便利で快適な二人乗りが楽しめます。
ぜひ参考にしてみてください。
インカム
有線などもありますが、Bluetooth通信を採用しているものが主流です。
走行中の会話を快適にさせることはもちろん、寄りたい場所、トイレのタイミング、etc
一度使うと絶対に手放せないアイテムです。
タンデム用のインカムは比較的安価なものが多いです。
タンデムベルト
同乗者を物理的に固定するベルトです。
初めてバイクに乗る方、二人乗り経験がないパッセンジャーや小さなお子さんを載せる際には必須でしょう。
バックレスト（背もたれ）
後ろに背中を預けられるとかなり安心感が増します。
ちなみにトップケースに専用のパットを付けて、バックレストにしてもいいです。
同乗者の荷物も入り、大変便利で重宝します。
以上の３つのアイテムがあるとバイクの二人乗りも非常に楽しめます。
バイクの経験がない人や二人乗りに慣れていない方は、後ろに乗るのが不安です。
パッセンジャーを安心させるためにも便利なアイテムです。
いかがでしたか。
バイクで二人乗りをする際にはバイクの大きさや運転経験の長さ、バイクの装備、運転の仕方など気をつける点が多くありましたね。
安全な二人乗りをするために、パッセンジャーと快適なバイクライフを送るためにどれも大事なことです。
二人乗りをしてバイクで旅に出てみませんか？
きっと素敵な思い出ができることだと思います。
バイクの二人乗りを考えている方の参考になれば幸いです。
