ミドルスポーツセダン!トヨタ アルテッツァの魅力を徹底調査!
2015/11/17
ヒロメリー
一世を風靡したAE86の再来としてデビューしたアルテッツァ。4ドアセダンながらFRレイアウトと聞けばドリフトしたくなるのは当然ですね。今回はそんなアルテッツァでドリフトを楽しむにはどうしたらいいか紹介してみたいと思います。
まずはAE86の再来として販売されたアルテッツァがどんな車なのか見ていきましょう。
トヨタ アルテッツァ
4WDスポーツセダンブームの中で、FRという駆動方式にこだわって作られたミドルセダン。走行性能と居住性の両立を実現するために新型FRプラットフォームを開発。重量バランスを考慮し縦置きエンジンをフロントミッドシップに置き、そしてショートオーバーハングとこだわりがうかがえる。またクロノグラフ時計をイメージしたメーターやモノトーンの内装など、室内の作りにスポーティな感覚がちりばめられる。
現在トヨタアルテッツァはレクサスブランドとして残りレクサスISがアルテッツァの後継車になります。
それではアルテッツァに搭載されているエンジンを見ていきましょう。
ドリフトするにはエンジンのパワーは非常に大事ですからね。
アルテッツァ エンジン 3S-GE
このエンジンでドリフトはできるのでしょうか?
同じ2.0Lクラスのドリフト車両としてよくつかわれるシルビアが250PSなのを見るとアルテッツァはNAで250PSなのでドリフトにはちょっと物足りないような感じがしますね。
アルテッツァが一通りどんな車かわかったところでアルテッツァがドリフト車両としてどこまでできるのかを見てみましょう。
アルテッツァ ドリフト D1車両 アペックス アルテッツァ
ドリフト大会の最高峰であるD1GPが始まって一番最初にアルテッツァを起用したのはアペックスでした。
D1GPの2シーズン目にあたる2002年にアペックスは今村陽一をワークスドライバーとしてむかえ、アルテッツァでD1GPの頂点に立とうとアルテッツァをドリフト用にチューニングしていきました。
しかし今村陽一の腕をもってしても成績はあまりよくなく、1シーズンを戦うことなくアルテッツァはD1を去りました。
アルテッツァ ドリフト車両 HKS アルテッツァ
次にアルテッツァでD1を戦おうとしたのはHKSでした。
D1GP初代チャンピオンである谷口信輝がドライバーになり、シルビアからのマシンチェンジでした。
2004年から2006年までの2年間HKSはアルテッツァをドリフト車両にしようとエンジンのターボ化や2.0Lから2.2Lに排気量アップをして祖リフト車両としての熟成を進めていきました。
しかしHKSも中々アルテッツァでは思うように結果を残すことができず、2006年のD1撤退とともにこのアルテッツァもD1GPを去りました。
当時シルビアからアルテッツァへ乗り換えることをHKSから聞いた谷口信輝さんは、「なんでアルテッツァなの?」と聞いたそうです。
今までのことを整理するとアルテッツァでドリフトするのは少し難しそうですね。
実際D1ではなくプライベートでドリフトされる方がアルテッツァでドリフトするときも同じような結果になってしまうのでしょうかね。
どうしてもアルテッツァがいいという方もいるかと思います。
ではアルテッツァでドリフトするには何に気を付けてチューニングするにはどのようなチューニングをすればよいのでしょうか?
アルテッツァ ドリフト エンジン
アルテッツァでドリフトするとなるとこのエンジンでは非力です。
アルテッツァでドリフトするならある程度までチューニングしましょう。
ある程度お金があるのであればターボ化もありだと思います。
アルテッツァ ドリフト 車重の重さ
先ほどの非力なエンジンとつながりますが、やはり4ドアセダンの為車重がネックになってきます。
ドリフトに限らずスポーツ走行するのであれば軽さは何よりの武器になります。
どんがらにしましょうとは言えませんが不必要なものは取っ払って少しでも軽くしましょう。
アルテッツァ ドリフト ギア比
ほかの車ではあまりないことですがアルテッツァは2速と3速が離れています。
ミニサーキットのようなところでドリフトをしようとすると1速、2速、3速はよくつかいます。
ギヤ比があまりにはなれているとシフトアップした際にトルクバンドから外れてしまう為
ドリフトを持続させることが難しくなります。
各メーカーからアルテッツァ用のクロスミッションが出ているのでクロスミッションを組みましょう。
アルテッツァ ドリフト 電子スロットル
アルテッツァは純正で電子スロットルなんですが、これがドリフトするには中々くせ者で、シルビアなどのワイヤー式のものに比べて反応が鈍くレスポンスが悪くなります。
電子スロットルでドリフトするには、はやめはやめの操作を心がけましょう。
アルテッツァはシルビアなどに比べ4ドアなので実用性がある車です。
しかしエンジンが非力なためもっとパワーがほしいですね
現在でもD1で活躍しているアルテッツァは何台かいますが。
ほとんどエンジンは載せ換えられています。
もし予算があるならマークⅡなどの1JZやスープラなどの2JZに載せ替えてみてはいかがでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事に関する記事
キーワードから記事を探す
Copyright© 運営事務局