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エアコンをつけると漂う、車の嫌な匂いはエアコンフィルターが原因!?

夏の初めに車のエアコンをつけたら嫌な匂いが漂ってきたなんて経験はありませんか?もしかしたら、エアコンフィルターが原因かもしれません。今年こそ、エアコンの使用を始める前に車のエアコンフィルターを交換してすっきりとしませんか。

車の嫌な匂いはエアコンフィルターのせい?

匂いはいろいろなところについています。

車の匂いはシートや天井、ガラス、フロアーマットなどあらゆるところについていますが、一番はエアコンフィルターかもしれません。

車に乗ったら嫌な匂いが、、、。
皆さんも一度や二度はこんな経験があると思います。
車の匂いは、シートや天井などの内装、意外なところではガラスの汚れからも結構匂いがしています。

でも、エアコンをつけると漂ってくる匂いはエアコンフィルターが原因かもしれません。
エアコンフィルターについていろいろと整理してみました。

匂いを取るには天日干し?

匂いを取るには天日干しが一番です。フロアーマットなども外して、洗ったのちによく乾かしましょう。シートなども丁寧にごみなどをたたき出し、ふき取ることが大事です。車のエアコンフィルター交換の他にもにおいの原因はいろいろありますが、手間をかければ取れる匂いもありそうです。

エアコンフィルターを疑う前に、できるだけ取れる匂いは取りたいもの。
それには、天日干しが一番です。

晴れた日に、フロアーマットを外し、グローブボックスの中や、トランクルームなどの荷物もついでに整理してしまいましょう。
意外と、グローブボックスの中のごみが匂いの原因なんてことも!

車のエアコンフィルターは1年で交換?

車のエアコンフィルター、15000Kmでこんなに違いが

車にはいろいろな物が飛んできます。
エアコンフィルターにも虫の死がい、塵や砂、植物の種子なども入り込んでいました。

こんなにひどい場合も

オフロードカーのエアコンフィルターです。
土埃が入り込んで、風も通さなくなっていました。

車のエアコンフィルターの交換ですが、メーカーでは1年または12000Kmを推奨することが多いようです。

しかし、主に都市部を走る車とオフロードを走る車では環境も違いますので、エアコンフィルターの交換は自分でやることにして、交換のサイクルを決めると良いでしょう。

車のエアコンフィルターは交換するしかないのですか?

エアコンフィルターを水洗いしています

車のエアコンフィルターは不織布で作られています。やさしく洗えば水洗いできないことはないようです。

車のエアコンフィルターは不織布で作られています。
ですので、基本は交換してくださいとなっていますが、どうせ交換するなら洗ってみようと言うことで洗ってみました。

さっそくその方法ですが、不織布でできていますのでごしごし洗ったり、強い水圧で洗い流すことなどはやめましょう。すぐにぼろぼろになってしまいます。

まずは、エアコンフィルターを外しましょう。

ほとんどの車がグルーブボックスの奥にあるので、簡単に外れると思います。
また、ネット検索をすればいろいろなサイトでエアコンフィルターの交換方法が出ていますので、それを見ながら作業をすれば良いのですが、どうしても外し方がわからないという方に奥の手を!

エアコンフィルターは交換が原則です。
なので、今回うまく洗えたとしても次回は交換しましょう。それでも、1回分得した感じがしますね。

それで、取り外し方の奥の手!
まず、新品のエアコンフィルターを買ってきます。次回は交換なので、ちょっと早めに購入したとおもってください。
また、洗っている最中に失敗して穴が開いたりしたら、交換すればいいのでそのための予備と思えばいいです。

新品のエアコンフィルターの中には丁寧な交換方法が載った説明書が入ってきます。
これを見ながら作業すれば、だれでもエアコンフィルターを外せると思います。

こうして車からエアコンフィルターを外したら、まずはトントンと軽くたたいて落とせるごみは落としましょう。
このとき、虫の死がいや植物のたねなど挟まっていたら細い棒などで取り除きましょう。
強いエアーで吹き飛ばしてはいけません。エアコンフィルターの表面が毛羽立ってしまいます。

この後、中性洗剤を薄めた水につけて汚れを落とします。
水が真っ黒になってびっくりしますが、この汚れが車の室内に流れていたと思うと、またびっくりしますね。

汚れが落ちましたら、良く乾かして車に取り付けましょう。
これで、1回分得しました(笑)

それでもダメなら、やっぱりエアコンフィルターを交換するしかない!

車のエアコンフィルターはグローブボックスの奥にあることが多いです。

外車などは違うこともあるのですが、ほとんどの国産車はグローブボックスの奥にエアコンフィルターがあります。

新品のエアコンフィルターを装着します。

新品のエアコンフィルターはこんなにきれいです。

ここまで車のエアコンフィルターを洗う方法を紹介しましたが、この方法もエアコンフィルターの素材が不織布ということから、1回だけにしておきましょう。
次回は、すっきりと新品に交換。

交換は、新品を買ってきて入れ替えるだけですから、とっても簡単です。

こうして、作業にも慣れましたら期間を決めて車のエアコンフィルターを時々外して点検してください。
何回か点検するうちに交換するタイミングが分かったら、
例えば、メーカーの推奨どおり1年ごとに交換したほうが良いとか、あまり汚れないから車検の時でいいかな?とか。
交換サイクルが決まれば、カレンダーに次回の交換日を書き込んで、忘れずにエアコンフィルターを交換することができます。

室内を清潔に保つためにも、ぜひエアコンフィルターの交換は定期的に行いましょう。
もちろん、そのうちの何回かは手洗いでも良いと思います。

エアコンフィルターを交換したのに、車のにおいが消えません。

車のエアコンフィルター、使用済みと新品

こんなに黒くなります。ここを通った空気を吸っていたかと思うと怖くなります。

それでも、「車のエアコンフィルターを交換したのに匂いが消えない」など、中古車を買った時などは起きてしまうことがあります。

この場合はもう専門の業者に室内清掃全般をしてもらうしかないですね。

特に、エアコンを入れた時に風から匂いがする場合は、エアコンフィルター以外のエアコンの部品から発している場合もあります。
匂いが発生する状況を業者の方に説明して、匂いの元を徹底的に清掃してもらいましょう。

エバポレーターへの直接洗浄

車のエアコンフィルターを交換してもダメなら、専門の業者にお願いしてエバポレーターなどを掃除してもらいましょう。

車のエアコンフィルターは一度覚えてしまえば意外と簡単に交換できるものです。
また、新品を購入するにしてもネットで簡単に格安で手に入ります。

エアコンフィルターを交換することで、匂いだけでなく雑菌が蔓延したりすることを防げるなど、室内を清潔に保つことができます。
健康が気になる方、ぜひ定期的にエアコンフィルターの交換を行いましょう。

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