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TOYOTA2000GTの魅力!!日本車最高値1億2000万円のクルマ

トヨタ2000GTはオークションで日本車として最高値で落札された車です。「トヨタ車のなかで最も美しい」とも称されるこの車はいったいどこがそれほど人を引き付けるのでしょうか?今回は2000GTの魅力について考えてみます。

トヨタ2000GTとは?

トヨタ2000GTはもともとレースカーとして作られていました。他社のスポーツカーに対抗するため、他社に勝てるような輸出市場やレースフィールドへのスポーツカーを開発しようとしたのがきっかけです。そこに日産自動車とのスポーツカー開発をやめたヤマハ発動機が現れました。トヨタがこれに応じ、1964年から開発を開始したのが始まりとされています。

気になるスペックですが、1988ccの直列6気筒DOHCエンジンを搭載し、最高速度220km/h、0-400m加速15.9秒という性能を誇ります。加えて、5段ギアボックス、全輪ディスク・ブレーキというものまで搭載され、そのインテリアは海外からも高い評価を受けたといいます。

トヨタ2000GTは当初238万円で売り出され、337台のみが「手作り」されたとても貴重な車です。この車の魅力はなんといってもその美しいデザインにあるでしょう。現にショーン・コネリーやダニエル・クレイグといったハリウッドスターたちにも愛されており、その外装、内装ともに高い評価を受けているのは間違いありません。車が量産されるようになっている今の時代では、2000GTのような「作り手の情熱のこもった、奇跡の一台」が生まれるのは難しいことかもしれません。

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