車のセルモーターの修理は高い!でもこれが壊れたら車は動かないし…
2016/02/08
Tadahisa
よく、セルモーター交換は高いって聞くけど、自分で交換するなら断然安く出来そう!!今はインターネットで、安いセルモーター売ってるし…。でも、どれがセルモーターなのかわからないなぁ…。そんな方にオススメの方法を紹介します!!
普段気にしない部品ですので、まずは軽くセルモーター本体について見て下さい。
交換前に自分の車のセルモーターが何処についているのか、ひたすら探さなくてはなりませんので、ここで外観と配線についてよく覚えておきましょう。
セルモーター外観
上:マグネットスイッチ
下:モーター
このセットがセルモーターです。スターター、スターターモーターとも呼ばれます。
多少形は変わりますが、だいたいがこのような形をしています。
セルモーターの配線
セルモーターへの配線は非常に簡単。
アース部分はセルモーターのボディー本体に取られていますので、バッテリーからの1本とイグニッションスイッチからの1本だけとなります。
ですから、交換時外す配線は2本です。
では、ここから先はトヨタ車を例にあげて説明させて頂きます。
セルモーターは部品屋さんではなく、電装屋さんで注文します。
しかし、セルモーターの新品の価格は非常に高く、故障の場合は「リビルト品」と言って、修理されたものを購入し故障品を返す仕組みで安く手に入れられます。
通常、車屋さんでもリビルト品を使っての交換作業が行われます。
車種によって変動しますので、あくまでも目安にして下さい!
・新品 約80,000円前後
・リビルト品 約30,000円前後
セルモーターの銘板
品番は2個あります。
上がトヨタ品番で、下がデンソー品番。
下のデンソー品番こそが大事!
この品番で電装屋さんに注文します。
無ければ故障品を修理してもらい、後日引き取りに行く方法を取る事もあります。
非常にセルモーター交換が簡単に出来る例
黄色の枠近辺にある場合は、セルモーターの交換は非常に簡単です。
慣れた人なら30分で程度でしょう。
もしもエンジンルームからセルモーターを発見出来なければ、交換作業は大変と思ってもらうと良いかもしれません。
バッテリーの端子を外します。
この場合、少しバッテリーの陰になっているので、バッテリーごと外すと交換作業が楽になると思います。
端子取り外し
2カ所!
+B端子と、イグニッションスイッチからのコネクターです。
ボルト取り外し
2カ所!
大抵は14mm〜17mmが2本です。
とにかく工具を組み合わせて外します。
リビルト品と交換
そのままセルモーターと、お金を握りしめて電装屋さんに直行です。
在庫がある事を祈りましょう!
すごい簡単そうにセルモーターの交換方法を書かせて頂きましたが、エンジンルームから直接交換作業が出来ない車はすぐにあきらめて下さい。
FR車のセルモーター交換は、1mぐらいの工具が必要になりますし、リフトアップやジャッキアップしての交換作業になり、危険を伴いますので自分での交換はあきらめるのが懸命です。
ならば2通りの選択肢があります。
セルモーター交換を車屋さんに依頼する
実は、車屋さんで外されたセルモーターは、電装屋さんでリビルト品と交換し、その交換されたセルモーターが取り付けられます。
電装品のオーバーホールは、専門家である電装屋さんにおまかせなのです。
そして車屋さんでの交換工賃の目安は、約1万円ぐらいでしょうか…。
セルモーター交換を電装屋さんに依頼する
バッテリーやオルタネーター、セルモーター、カーエアコン、カーオーディオ、カーナビ、電装品関係の交換や修理はやはり電装屋さんです。
街を探すと意外とあるお店なのですが、少し近寄りがたいお店かも…。
2通りの選択肢として見て頂きましたが、車屋さんでのセルモーター交換は、交換時間よりも部品待ちの待ち時間がほとんどです。
ですから、待ち時間の短い電装屋さんの方が、早く交換作業を終えられるという事。
どちらを選ぶかはお任せしますが、やはり早い方がイイですよね?
セルモーター交換を交えて、電装屋さんの存在を知って頂けたと思います。
車屋さんと電装屋さんの意外なつながり、あまり見えない部分ですので驚いたはずです。
自分の住んでいる街にもあるはずですので、電話帳等で電装屋さんを探してみませんか?
きっと、電装品が故障の際に役に立つはずです。
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