スポーツカーで人気のトヨタ86ですが、トヨタ86の燃費ってどの位?
2016/03/29
なみけん
最近はAT車が主流になって、エンジンブレーキという単語を聞かなくなりつつありますね。実はこのエンジンブレーキを活用することにより燃費を向上させることができます。今回はそんなエンジンブレーキの活用法について紹介してきます!燃費を上げたい方は必見です!
最近はAT車が主流になり、シフトをチェンジせずに走ることが多くなりましたね。エンジンブレーキという言葉も頻繁に聞かなくなりました。中にはエンジンブレーキ自体を忘れている人もいるかもしれませんね。今回は燃費向上の紹介の前にエンジンブレーキについてまとめてみました!
エンジンブレーキとは
エンジンの回転を利用したブレーキです。ギアをダウンすることで回転が抑制され制動力が働き、それがエンジンブレーキです。装置的なものではなくギアによって自然に働く制動力の事です。
なので装置を探しても見つかりませんので、ご注意ください。
このエンジンブレーキは山道の下り坂において使用するのが一般的な考え方です。
これは、下り坂でフットブレーキのみの減速を行うと「フェード現象」や「ベーパーロック現象」が発生してしまい、この現象を抑えるためにエンジンブレーキを活用する必要があります。
※フェード現象…ブレーキが過熱して効きが悪くなる現象
※ベーパーロック現象…ブレーキペダルの踏み応えが弱くなってブレーキが効かなくなってしまう現象
エンジンブレーキのかけかた
アクセルから足をはずすと自然にエンジンブレーキは効き始めます。
また、ドライブレンジのDからSもしくはB(またはL)にシフトダウンすると、エンジンの回転数が上がりエンジンブレーキがより効き始めます。
SレンジはスポーツモードでMT車でいう2(セカンドレンジ)
B(L)レンジはブレーキモードでMT車でいう1(ローレンジ)と同じ感じになります。
SとB(L)の違いは、エンジンブレーキのかかり具合が違います。
SのほうがゆるやかでBのほうがよりエンジンブレーキがかかります。
Sのスポーツモードはギアを落とすことにより、エンジンの回転数をあげ、加速しやすく、減速しやすくしています。なので、スポーツモードと車の取り扱い説明書に記載されているようです。
今度は燃費が下がる理由をまとめていきたいと思います!急激に燃費が下がってしまった場合は車の故障も考えられるので、点検に出すことをおすすめします。
急発進・急ブレーキ
動き始めや急に負担がかかったときに 一番燃焼し、燃料を消費するので燃費が下がります。
ただし、ノロノロ運転は逆に燃費が下がります。高いギアで60~80キロ一定に走行するのが一番理想的です。
アイドリング
Dレンジのまま停車していると、そこで燃料を消費するため、燃費が下がる原因に。
最近では、アイドリングストップ機能がのついた車もだいぶ多くなってきましたね。
エアコンの使用
まったく使わないわけにはいきませんが、服装等で工夫し使用を控えられると燃費を下げるのを止めることができます。
暖房の時はACを使用する必要はありません。冷房や除湿の時にACを使用します。
タイヤの空気圧の適正化
最適なタイヤの空気圧でないと燃費が下がる原因にもなります。それだけでなく、バーストなどのタイヤの破損などに繋がることも。
スタンドやカー用品店などで、気軽にチェックできるのでマメにチェックすると、燃費だけでなくタイヤも長持ちします。
エンジンオイルの交換
エンジンオイルが古かったり、汚れていると燃費が下がります。
あまり運転しないなら、1万5,000kmまたは1年ぐらい
よく運転したり、山道・雪道など道が悪いところを運転しているなら、7,500kmまたは6ヶ月ぐらいを目安に交換してみてください。
荷物の積み過ぎ
アウトドアで出かけるなら必要ですが、普段のお出かけで荷物をたくさん積んだ状態にしておくと燃費が下がります。必要ない荷物は積まないよう心がけましょう。
これらが燃費を下げてしまう代表的な原因になります。
燃費が気になっている方は、車の運転方法や車の状態を一度確認してみるといいですね。
それでは、なぜエンジンブレーキが燃費を良くするのか紹介していきます!
エンジンブレーキ中は燃料がカットされる
自動車の電子制御により、エンジンブレーキ中は燃料がカットされます。燃料がカットされ、消費されないので「燃費が向上する」に繋がるのです。
燃料はカットされていますが、慣性の法則により車は急には止まりません。ゆるやかに減速し、停止します。
こういった理由からエンジンブレーキを活用すると燃費が向上することにつながります。
エンジンブレーキを活用し燃費の向上を図るうえで気をつけたいことをまとめました!
エンジンブレーキ中はアクセルもフットブレーキも踏まない
アクセルもしくはフットブレーキを踏むと、エンジンに燃料が供給されるので、燃費の向上につながりません。
停止したいときは、アクセルから離し、シフトダウンによるエンジンブレーキを行い、十分に減速しフットブレーキでしっかりと停止するという流れになります。
高速運転中にシフトダウンによる急激なエンジンブレーキ
エンジンが高速回転中に急なギア切り替えを行ってしまうとエンジンの回転数がさらに上がり、エンジンとトランスミッションにダメージを与えてしまうことに。
通常の街中での運転では発生しにくいですが、高速道路や山道では気をつけていきたいですね。
エンジンの音が大きくなる
エンジンブレーキが効いている最中はエンジンの回転数があがるため、エンジンの音が大きくなります。また、シフトチェンジによるエンジンブレーキを使用すると、急に減速したりする場合もあります。車に乗車しているが不快に思ってしまうこともあるかもしれません。
ブレーキランプが点灯しない
フットブレーキを使用していないので、エンジンブレーキ中はランプが点灯しません。後続車へ停止を促すのが遅くなることもあります。場合によっては事故を招いてしまうこともあるかもしれません。
エンジンブレーキをうまく活用すれば燃費は向上しますが、使いようによっては燃費を下げてしまっったり、事故や故障にもつながってしまうこともあります。
そもそも、エンジンブレーキって何?エンジンブレーキの仕組みを解説 | 【AT MT共通】
燃費を向上させる方法の紹介動画ではありませんが、エンジンブレーキについて解説をしている動画を紹介します!実際にエンジンブレーキを使用している部分もあります。
いかがでしたか?
車の維持費の中でもガソリン代は無視できませんよね。燃費を良く走りたいというのは誰も思うところではないでしょうか?エンジンブレーキをうまく活用すれば燃費を上げることができます。今回の記事の内容が少しでもお役に立てれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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