2016/01/07
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ドラフトと言えば86!とイメージする方もいらっしゃるようにドリフトに興味のある方にとって86はとても人気のある車種のようです。そこで今回は86について、またそもそもドリフトって?という人のためにドリフトの基本的な事についてまとめてみました!
まずはじめにドリフト好きにも人気の高い86がどんな車なのかご紹介します!
ドリフト 86
86(ハチロク)は、トヨタ自動車が富士重工業(スバル)と共同開発し、富士重工業が生産、トヨタ自動車が販売するFRレイアウトのスポーツカーです。走る楽しさを追及した「直感ハンドリングFR」のコンセプトを実現するために、小型・軽量・低重心・低慣性を特長として企画・開発されました。
「お客様とともに進化する」スポーツカーを目指して、「86(ハチロク)」と命名。これは、チューニングのしやすさから息の長い人気を誇るAE86型カローラレビン・スプリンタートレノ(ハチロク)の「自分だけの1台を楽しみながら育てる」精神を継承したことが由来となっています。
また、トヨタは、86を販売すると同時にソフト面でもスポーツカー文化を育てることを企てており、86を発表した2012年2月2日に「86スポーツカーカルチャー構想」として7つのプロジェクトを発表。ウェブ上でファンサイト「86 SOCIETY」(ハチロク・ソサエティ)を開設したり、全国のお奨めの峠を選定する「86 峠セレクション」を実施したり、サーキットでのワンメイクレースを企画したりしています。
ドリフト 86
86は走るのが好きな人のために開発された車ということで、ドリフトに興味のあるかたからの人気が高くなっているかもしれませんね。
そもそもドリフトってなに?という方もいると思うので次はドリフトについて見ていきましょう!
ドリフト 86
ドリフト走行とは、コーナーリング中にタイヤが滑っている状態を積極的にコントロールして車を操る走行技術のことであり、 ステアリングのみに頼らず、アクセルとブレーキの積極的な使用によりスライド状態を維持したまま進行方向を調整する複合的な操作が求められます。 「ドリフト」とは英単語の"drift"(漂う)を語源としています。
ドリフトさせることにより、車体の向きを早く脱出方向に向けることが可能になり、アクセルを早く踏むことが出来るため脱出速度を速くすることができ、また、ブレーキングドリフトはブレーキングを開始した時点でリアタイヤのスライドにより車の向きを変えることが出来ます。 またクルマの動きが派手で舗装路であれば大きなスキール音が出るため、操縦技術のパフォーマンスとして有効的です。
ドリフト走行を行うと車に大きな負担が掛かり、タイヤ・シャフト・ブッシュ・ミッション・デフ等各部の消耗が早くなり、タイヤの損耗が大変激しい事からバーストの原因になることも多いです。また路面にタイヤ痕が付くため、アスファルトや白線等を傷めつけることになり、日本国内では路面にタイヤ痕をつけたことにより器物損壊罪で摘発された事例も存在します。
ドリフト 86
レースで速さを追求するのでは無くパフォーマンスとしてのドリフトも行われているようです。これは日本がもっとも盛んであると言われ、海外にも愛好家が増えてきています。
参考までにドリフトのやり方についてご紹介していきます。
ドリフト 86
①コーナーに近づいたら、フロントに思い切り荷重する(ブレーキをかける)
②コーナー手前でハンドルを曲がりたい方へ思い切り切る。
②ギアをローに入れる(クラッチは踏んだまま)もしくはサイドを引く。
③アクセルを踏んで6000回転ぐらいまで吹かし、クラッチを一気に離す。(ATだとドライブ)
ドリフト 86
④後輪が空転して車がケツを振り始める。
⑤そのままだと完全スピンするので、アクセルを離したり弱めたりしながらエンジンの回転数を調整。
⑥そこで、サイドブレーキを使って車の向きも調整。
ドリフト 86
ABSの付いてる車はヒューズを抜いておきます。
ただし公道で絶対しないように、かならず人がいない広いところ(レース場など)でやるようにしてください。
海外でドリフト仕様に改造されたトヨタ86の暴力的な走行がカッコ良すぎる!というものを発見しました!ご興味のある方はこちらの動画をご覧ください。
Twin Supercharged Toyota 86
ドリフトレースの世界で著名なレーサーの一人、ブラッドが19ヶ月掛けて改造したというトヨタ86。GMのLS2 V8エンジンを搭載、ツインスーパーチャージャーで700馬力までパワーアップ。サーキットでありあまる馬力でタイヤを撒き散らしながらの見事なドリフト走行が収められた映像は圧巻です!
ドリフト 86
いかがでしたでしょうか?
今回はドリフトについてとドリフトによくつかわれる人気車種86についてご紹介してきました。ドリフトは迫力があってカッコイイですね!また86も、ドリフトがしやすい車となっているようです。ただ、慣れてない方がやると事故につながる可能性も大きいのでやってみたいと思われる方はきちんと環境が整った場所で行うのがいいでしょう。
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