バイクの廃車手続きってあるけど、あれって一体なんのことなの?
バイクを処分したいとき、バイクを捨てることはできません。バイクを処分するには廃車手続きを行う必要があります。廃車手続きは、バイクの排気量によって方法が異なります。このページでは、どういった手続きが必要がまとめてみました。
初めに、バイクの廃車はどのようなことをさすのでしょうか?
バイクの廃車
バイクの廃車ってなに?まずそこについて
廃車とは、壊れたバイクや乗らなくなったバイクを処分することです。使わないからといってバイクをすてたりすることはできないのです。
バイク 廃車
ボロボロになったバイクは廃車してあげましょう。
バイクの廃車
バイクん廃車をするためには何をする必要があるのでしょうか?
と自動車のイメージがありますが、バイクが壊れてしまったり、乗らなくなるなど使わなくなったときも、廃車手続きが必要となります。
乗らないからといってどこかにとめっ放しにしたり、海岸や山奥などに乗り捨ててしまうことは厳禁です。
バイクの場合は、自動車よりも簡単な手続きとなるので、さっそくどのような手順となるのかご紹介しましょう。
バイクを廃車にするには、廃車手続きが必要です。また排気量によってその廃車手続きの方法が変わってきます。
バイクを廃車してわかれをつげましょう。
バイクの廃車手続きには2つの種類があります。
●永久抹消登録
事故などでバイクに乗らなくなった場合に行う廃車登録です。
再登録はできません。二度とそのバイクを公道で走らせる事ができなくなります。
●一時抹消登録
一時的にバイクを使用しなくなった場合に行う廃車登録です。
一時抹消登録の申請時に交付される書類などを利用して再登録すると再び公道で走れます。
永久抹消登録と一時抹消登録の2つです。
廃車の申請用紙
125cc以下の原付やバイクの場合は、必要書類等を揃えた上でナンバープレートを外し、自分の住んでいる自治体の役場で書類を提出の上、廃車証を受け取ります。
その後解体業者にバイクや原付を引き取ってもらいます。
125cc以下のバイクは簡単です。わりとスムーズに廃車手続きが完了します。
126cc以上250cc以下のバイクの場合、ナンバープレートを外すところまでは同じですが、廃車の手続きに行くのは陸運支局となります。
陸運支局に必要書類を提出すると、軽自動車届出済証返納証明書を受け取ることが出来ます。
その後解体業者などに引き取り依頼するところは同様です。
125〜250ccは少し廃車手続きの方法が違います。廃車の手続きには陸運支局へ行く必要があります。ここだけ違うくて、他は125cc以下の方法と一緒です。
軽自動車届出済証返納証明書です。125ccから250ccを廃車する際は忘れないでくださいね!
251cc以上のバイクの場合は、126cc~250ccの場合とほぼ同じ流れとなりますが、一つプラスとなるのは、「軽自動車税の申告」という部分。
軽自動車届出済証返納証明書を受け取った後、陸運支局の中にある、自動車税事務所で軽自動車税を停止する手続きをとる必要があります。
これを忘れると、廃車したつもりでも毎年税金の請求が来てしまうので、注意が必要です。
250cc以上のバイクの廃車手続きには1つ手順が増えます。250cc以上は軽自動車税の申告をする必要があります。この申告をしないと、廃車したのにもかかわらず毎年税金の請求が来てしまします。忘れないようにしてください。
また自賠責保険についても
いずれの場合も、廃車手続き後、自賠責保険の有効期限がまだある場合は、保険会社に返還請求をすれば残りの期間に応じて返還してもらえるので、この手続きも忘れずに、早めに行いましょう。
バイクの廃車手続きは、以上のような流れとなりますが、バイクを売却する場合はこれらの流れは買い取り業者が代行することになります。
ケースに合わせて廃車の手続きを検討すると良いでしょう。
自賠責保険についても期間中に廃車をすると、残りの有効期限分の金額は帰ってきます。これも忘れずに行いましょう。