車のシートをきれいにしたい!シートの掃除方法を調べてみました!
2016/01/16
kaori7
師走に向かってお車のメンテナンスしていますか?オイルもボディも綺麗にしているのに、タイヤ交換はまた後で・・・これでは車の性能は生かせません。今回はタイヤの種類と同時にタイヤ交換についても調べてみました。これを読んでドキッとした方は早速タイヤ交換を!
今回はタイヤ交換について調べてみたいと思います。では、本題に入る前にまずはタイヤについて見ていきましょう!タイヤは様々なものに使われていますが、ここでは車のタイヤを中心に書いていきます。
タイヤとは・・・
一般的に、車のタイヤは路面からの衝撃の緩和や、走行安定性の向上などを目的に、ホイールの外周にはめ込むゴム製の部品の総称です。
現在のタイヤの形である空気を入れるタイヤの誕生は、1888年に自転車用として実用化されますが、車用の空気入りタイヤは、1895年のパリからボルドーまでを往復する、全行程1200kmのレースにミシュラン兄弟が使用したのが最初でした。
通常ホイールを装着した状態でタイヤを見ている場合が多いと思いますが、車用タイヤの構造はどのようになっているのでしょうか?
車用タイヤ断面図
タイヤを進行方向に対して垂直にカットした断面図です。
では、それぞれの役割を見ていきましょう!
タイヤ内周のホイールリムに接している部分でタイヤをホイールに固定し駆動力を伝えるとともに、空気が漏れないように密着しています。
「サイドウォール」ともいわれる場所で、一番目に入る場所です。メーカー名やサイズなどが表示されています。路面には滅多に接することはありませんが、走行中は路面の凸凹に対して、衝撃を吸収しています。しかし、ゴムが最も薄い部分の為、傷付けると交換が必要となります。
トレッド部の両端で、舗装路上でカーブなどの旋回運動の際には最も酷使される部分です。仮にトレッド部に十分な溝が残っていたとしても、ショルダー部の溝がなくなると操舵性能は著しく低下します。
タイヤが路面に接する部分で、表面には溝が彫られています。トレッド部に彫られた溝の模様は製品ごとに異なり、「トレッドパターン」と呼ばれます。溝には、トレッド部と路面の間に入った水を排出したり、操舵性や乗り心地を向上させる役割も持ち合わせています。
またタイヤ交換時の目安のスリップサインを見る場所でもあります。
車のタイヤ交換に当たって、まずはどんな種類の車用タイヤがあるのでしょうか?
低燃費タイヤ
低燃費タイヤは、現在のエコ時代に最もふさわしいタイヤです。地面との摩擦を極力減らしつつも安定した走行性能と雨天時のウエット性能を両立しています。
オールシーズンタイヤ
オールシーズンタイヤには「オールテレーンタイヤ」と「ハイウェイテレーンタイヤ」が存在し、今流行のSUVに標準で装着されているものは「ハイウェイテレーンタイヤ」が主流です。これは、オフロードよりも一般舗装路での走行性能をさらに向上させているタイヤです。
スタッドレスタイヤ
スタッドレスタイヤは、積雪路や凍結路などを走行するために開発されたスノータイヤの一種で、積雪路や凍結路の摩擦係数が低い路面で、普通のタイヤと比べて駆動力や制動力をより大きく路面に伝える工夫がされています。
スポーツタイヤ
一般的なタイヤと比較して、グリップ性能を引き上げたタイヤです。スポーツカーや高出力車をメインにハイレベルな走りを目指すユーザーが対象のタイヤです。
様々な種類の車用タイヤがありますので、タイヤ交換にあたっては、自分の車の性能に合わせたタイヤ選びが重要ですね。
車用タイヤの種類もわかったところで、次はタイヤ交換にあたっての注意点を見ていきましょう!
まずは、現在装着しているタイヤのサイズを把握する必要があります。
タイヤサイズの表示
この図の通り、車のタイヤには幅、扁平率(厚み)、リム径(ホイールサイズ)などのサイズが表示されています。車のタイヤ交換は基本的にホイールのサイズを変更しなければ、表示されているサイズで問題なくタイヤ交換できます。
タイヤ専門店やカー用品店、ディーラーなどでタイヤ交換する際には、サイズの心配はほぼ皆無ですが、ネット通販など個人で取り寄せる場合は、サイズは非常に重要ですので、注意が必要です。サイズが違うと、ホイールにはめられなかったり、速度計に誤差を生じたりして車検にも通らなくなります。
タイヤチェンジャー
車のタイヤ交換にはこのようなタイヤチェンジャーが用いられています。
パンク時のタイヤ交換は個人でもできますが、タイヤをホイールから外すタイヤ交換は、工具やコツもいるので、専門業者に行ってもらう場合がほとんどだと思います。では、どのような方法でタイヤ交換しているのでしょうか?
タイヤ交換①
まずは古くなったタイヤの空気を抜いてビードを落とします。
タイヤ交換②
ビードが落ちたタイヤをタイヤチェンジャーにセットして、タイヤレバーを使いながら古いタイヤをホイールから外していきます。
タイヤ交換③
古いタイヤを外した後、新しいタイヤのビード部にビードクリームを塗って、ホイールに組み込んでいきます。
タイヤ交換④
新しいタイヤに空気を充填してバランスをとります。
タイヤ交換⑤
車体に取り付けてトルクレンチでしっかり締め付けて終了です。
タイヤ交換は大半はこのような順序行われています。問題は工賃ですが、いろいろ調べてみると、1本あたり、2,000~3,000円(バランス・廃タイヤ処理料含む)のところが多いみたいですね。年間に何度もタイヤ交換をする方を除いては、時間と工具などを揃えることを考えるとそれほど高くはないと思いますが、いかがですか?
タイヤ交換作業
タイヤチェンジャーによる車用タイヤの交換作業は、ディーラーをはじめ多くの専門店で行われています。
さて、いかがでしたか?
今回は車のタイヤ交換について、タイヤの説明も含め、改めて調べてみました。タイヤがいかに車にとって大事なものか、そしてタイヤにはその車によって様々な種類があることもお分かりいただけたと思います。
今後、車のタイヤ交換の際には今回の知識を生かして、最適なタイヤ交換をしていただきたいと思います。
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