バイク以上、車未満！？未知の走りに魅せられるBRP SPIDER RT！

BRP SPIDER RTは、カナダのBRP社が製造するトライク（三輪バイク）です。
百聞は一見にしかず。まずはPVでその雄姿を見てみましょう。

欧米感満載なPVでしたが、果たして日本での評判はいかに？
今回はこの気になるBRP SPIDER RTをご紹介します。

まずはSPIDER RTの製造元、BRP社について調べてみました。

ボンバルディア・レクレーショナルプロダクツ（BRP）は、航空機で有名なボンバルディア社のレジャー用製品の部門が独立してできたカナダの企業です。スノーモービルや四輪バギー、水上オートバイなどを製造。四輪バギーとトライクのブランドとしてカンナム（Can-Am motorcycles）を持っています。

カナダという土地柄からか、雪上や水上のような、走りにくい地形を進むことのできるホビー性の高い車両の製造に優れているようです。その製品は80カ国以上で販売され、日本にもBRP JAPANが正規輸入をしています。

バイクのような車のようなBRP SPIDER RT。その性能をチェックしみましょう。

エンジンは自社ブランドBRP-ROTAX 1330 ACE エンジン。どのギアでも最大のトルクを発揮する直列 3 気筒の構成で、優れた加速とレスポンスを実現。電子燃料噴射および電子スロットル制御を装備しています。

出力 115 馬力 (86 kW) @ 7250 RPM、トルク130.1 Nm (96 lb.-ft.) @ 5000 RPM。

ECO モードの「スマートアシスト」装備。ライトが点灯して最適なシフトタイミングを知らせるため、長距離走行時の燃料消費を抑えることができます。

6速トランスミッションと後退ギアを備えており、洗練された油圧クラッチシステムにより快適性と低燃費を実現。

気になる燃費はというと、1 回の満タンで最高 406 kmの走行が可能。

標準装備でABS、トラクションコントロール、スタビリティコントロール、ダイナミックパワーステアリング、クルーズコントロールを搭載。A自動車のテクノロジーを生かし信頼できるライディングを提供。

ちょっとした軽自動車よりも性能が上のような・・・

ではBRP SPIDER RTの性能について、実際に乗ってみた方の声を見てみましょう。

　・ハンドルが重く、超低速だと切れない。
　・アクセルのレスポンスもわりと緩やか。
　・スピードが出てくると抜群の安定感。
　・ヘビー級の車体にも十分な動力性能を確保。
　・このアクセルワークと独特の加速感を楽しんでしまえば、トリコになる。
　・立ちゴケすることがない。

慣れるまで少し時間がいるものの、今まで体験したことのない走りに魅せられる方が多いようです。

その名にあるようにSPIDER（蜘蛛）を意識しているのか、地面にはりつくような、重心が低めのデザインです。

BRP SPIDER RTとRT Limitedの違いは主にデザイン面。クローム仕上げ、12 スポーク ホイール、エキゾーストチップ、ヒートシールド、ミラー、そしてライダー/パッセンジャーフットボードが装備されています。

デザイン・乗り心地についても、実際に乗ってみた方の声を聞いてみましょう。

　・ライディングスタイルはバイク、ステアリングを切って曲がる感覚はクルマ。
　・155Lもある積載量も魅力。
　・パッセンジャーシートの乗り心地は最高。
　・乗り心地は快適。
　・外界と一体になって走る感覚を、安定した走りの中で味わえる
　・周囲からの視線をものすごく感じる

と、これまた高評価が並びました。

最後にBRP SPIDER RTの販売価格をチェック！
BRP SPIDER RT LIMITEDの価格を調べてみました。

新車の価格相場
317万円～ 339万6200円

中古車の価格相場
270万円～ 294万3000円

といった結果になりました。同じモデルでも年式により価格の差がかなりあるようです。

いかがでしたか？
今回の記事ではBRP SPIDER RTについて取り上げてみました。

バイクとクルマのいいとこを取ったような、かなり高評価のBRP SPIDER RT。
運転に必要な免許は「普通自動車免許」。いまさら大型バイクの免許を取るのは・・・と躊躇されてる方にもぴったりです。

決して立ちゴケすることがない、パワー十分といったようなトライクならではの安心感は、タンデム長距離ツーリングされる方にはかなり魅力的かと思います。

BRP SPIDER RTの購入を考えている方に、ぜひ参考にしていただければと思います。