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「オンロードでもドライビングが楽しめるSUV」!マツダトリビュート

マツダトリビュート「ドライビング・エンタテインメントSUV」と銘打たれるこのトリビュートは、悪路走破性を確保しながら、従来にないオンロードでの高い操作性能を誇る。マツダトリビュートの性能とデザイン、乗り心地、価格を検証する!

マツダトリビュートの概略紹介

 マツダトリビュートは、マツダが2000年から2006年にかけて生産・販売していたSUV型の普通自動車です。

マツダトリビュート

全長×全幅×全高=4395×1790×1750mm
ホイールベース=2620mm
乗車定員:5人

 「感謝の証として捧げるもの/讃辞」を意味する英語に由来する車名のライトSUVがトリビュート。車名は世界共通で、マツダとフォードとのプラットフォーム共通化戦略に基づく共同開発車でもある

 グレードは、FFも選べるベーシックな「LX」、装備充実の「FB-X」、「フィールドブレーク」の3タイプ。

 それでは、マツダトリビュートの性能とデザイン、乗り心地、価格について、順次説明していきます。

マツダトリビュートの性能

 まず、マツダトリビュートの性能について紹介します。

マツダトリビュートのエンジン

 エンジンは3L V6 DOHCと2.3L 直4 DOHCを搭載している。

AJ型エンジン

 上級グレードに搭載される3リッターV6DOHCエンジン。シーケンシャル・タイプの電子制御燃料噴射装置などを採用し、パワー、実用性、静粛性、経済性、環境適合性を高いレベルで併せ持っている。

AJ型 水冷V型6気筒DOHC
総排気量:2967cc
最高出力:149kW(203PS)/6000r.p.m
最大トルク:265N・m(27.0kgf・m)/4700r.p.m

L3型エンジン

L3型 水冷直列4気筒 DOHC
総排気量:2260cc
最高出力:115kW(157PS)/6000r.p.m
最大トルク:203N・m(20.7kgf・m)/4500r.p.m

 駆動方式はロータリーブレードカップリングを用いたトルク分配型のフルタイム4WDとFF。4WDはロックスイッチで前後輪のトルク配分を50対50に固定することも可能。

 トランスミッションは、ロックアップ機構付きコラム式4速ATのみとなる。

 フォードと共同開発したシャシーを使用。サスペンションは、オン/オフ問わず高い操縦安定性を実現するため、フロントにマクファーソンストラット、リアにマルチリンクを採用。ロールステア特性の設定なども細かくチューニングにされ、確かなハンドリングとフラットな乗り心地を実現しています。

マツダトリビュートの性能について ユーザーの評価

 マツダトリビュートの性能について、ユーザーの声をお届けします。

マツダトリビュート

「ステアリングは、とにかく切れがいい。しかも、サスペンションは、ほどよい硬さになっており、路面状況をつかみやすい。」

「パワフルなエンジンでどこでも走れます。 足回りや、ハンドリングもよく、走りに安定感があります。 エクステリアデザインも素晴らしい出来です。 車両価格も手頃でありがたいです。」

「快適な加速性能を誇る、素晴らしい車です。カッコいい外見も利点の一つです。室内がかなり広めに作られているので、開放感あふれる走りが出来ます。」

マツダトリビュートのデザインと乗り心地

 マツダトリビュートのデザインと乗り心地について紹介します。

マツダトリビュートのデザイン

マツダトリビュート

 エクステリアは「コントラスト イン ハーモニー」をテーマに、力強い前後のフレアフェンダーなどで、街中でも自然の中でも際立つデザインを採用した

マツダトリビュート

 大柄なボディ。けれどもシート位置は微妙に抑えられ、乗り込むのに不便さはまったく感じない。天井の高い車内は広く明るく健康的な雰囲気。リアシートの足もとも広く、たとえ大柄な友人を乗せても不満を漏らされる心配はないだろう。

マツダトリビュート

 上部にダークな色合いを配置したツートーンとすることで、洗練されたイメージを醸し出すとともに、フロントガラスへの映り込みも軽減している。スイッチ類は形状、配置とも、ドライバーの視線移動や体の動きが、最低限ですむように考慮されている。

マツダトリビュート

 人間工学に基づいて、形状とクッション性能が追求されたシートは、長時間のドライブでも快適だ。カラーは、ベージュとグレーの2色がボディカラーに合わせて用意されている。運転席アームレストは標準装備。

 リアシートは6:4の分割可倒式。
 ラゲージスペースは、4395mmというファミリーセダン並みの全長ながら、荷室長は922mmを実現。リアシートを倒せば、最大1820Lもの荷室容量が生まれ、マウンテンバイクなどの大型レジャーアイテムも積載可能となっています。

マツダトリビュート

 スペアタイヤをラゲッジスペースの床下に収納したため、後ろ姿はすっきり。リアゲートは全開できるほか、ガラス部分だけを開けることも可能となっており、小さな荷物を放り込むのにとても便利である。

ウォークスルーを活かしながら快適性を高める助手席アームレストを全車に採用。ステアリングは、3本スポークタイプで、使い勝手の良いオーディオリモートコントロールスイッチを装着している(フィールドブレイクは本革巻)。また、スポーティで質感の高いメタルトーンセンターパネル&パワーウィンドースイッチベゼルを全車に採用。シート生地も新デザインとし、フィールドブレイクには撥水加工シートを採用した。

マツダトリビュートのデザインと乗り心地について ユーザーの評価

 マツダトリビュートのデザインと乗り心地について、ユーザーの声をきいてみましょう。

マツダトリビュート

「シャープで洗練された外見がとてもカッコよくて、乗り心地もしっかりとしている、最高の走りも追及できる素晴らしい一台だ。」

「美しいフロントグリルとエクステリアが魅力的で、スタイリッシュなデザインに魅力を感じる一台です。高いシャーシ剛性と高性能なサスペンションで、機敏なハンドリングを実現しています。」

「乗り心地重視のサスペンションで、ゆったりとした乗り心地と安定感があります。車全体の重心を低くすることで、安定感のあるドライビングを実現しています。力強くて気持ちの良い走りと、快適かつ上質な乗り心地を実現した車です」

「走行時の安定性や乗り心地は非常に良いです。高速道路では強風時でもハンドルを取られることなく、快適に走行できます。」

「このカーサイズにおいて最大限の居住性を確保し、遠距離ドライブでも快適に過ごせます。乗り心地重視のサスペンションで、ゆったりとした乗り心地と安定感があります。」

マツダトリビュートの価格

 マツダトリビュートの価格について紹介します。

マツダトリビュート

 マツダトリビュートの価格は、

LX:196.35万円(FF)、212.1万円(4WD)
FB-X:233.1万円
フィールドブレイク:254.1万円(2.3ℓ)、275.1万円(3.0ℓ)

です。

まとめ

 マツダトリビュートについて紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。マツダトリビュートは、すでに生産を終了しております。

マツダトリビュート

 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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