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プレミアムコンパクトカー マツダベリーサの魅力をまとめました!

ベリーサはマツダから2004年に発売された、コンパクトカーです。購入者の満足度は高いのに、あまり知られていないマツダベリーサの魅力とは何なのでしょうか?今回はマツダベリーサの性能と価格、購入者の評価も合わせて紹介します!

マツダベリーサとは

マツダのベリーサ

ベリーサの由来は、イタリア語の「”Veri”ta」(真実)と英語の「”Sa”tisfaction」(満足)を併せた造語で、「真の充足」という意味。

マツダが2004年6月から発売した、ベリーサはファミリアとデミオの中間帯の補完のために開発されました。開発主査の愛車だったファミリア・ハッチバックの再来を目指して、マツダベリーサを開発したとされています。

またデミオをベースにしており、差別化をするため本革シートのオプションや、アテンザ用のフロントシートを採用するなどの上質感を持たせるモデルとなっています。その後マツダベリーサは、2004年日本カー・オブ・ザ・イヤーの特別賞である、ベストバリュー賞を受賞しました。

マツダベリーサは発売して10年以上モデルチェンジをせず、後継車のCX-3が発売された後、2015年9月に生産終了しました。しかし、10年以上モデルチェンジをせずに、生産・販売された車はなかなかなく、マツダベリーサはそれだけ完成度が高い車といってもいいのではないでしょうか。

マツダベリーサの性能

まずは、マツダベリーサの燃費や走行性能を見ていきましょう。

マツダベリーサのスペック(1.5C)

全長×全幅×全高(㎜):3975×1695×1530
排気量(㏄):1498
最高出力(馬力):113
駆動方式:FF/4WD
乗車定員:5名
種類:直列4気筒DOHC

マツダベリーサの燃費

カタログ燃費 16㎞/L~18㎞/L
レギュラー 11.99㎞/L

正直あまり燃費はよくないですね。コンパクトカーなので、もう少し燃費がいい方が良かったという声が多くありました。

マツダベリーサの走行性能

ヒルスタートのアシストが無いので心配してましたが、坂道発進でブレーキ離しても下がりません。ちょっと急ハンドル切って見ましたが、ロール感も無くクイックイッと曲がる感じが気持ちいいです。どの速度帯でも踏んだぶんだけ加速します。ブレーキは価格それなりと思います。

出典:http://review.kakaku.com

1.5L直列4気筒エンジンはとってもスタンダードかつ標準的なエンジンです。
「車は燃費がすべてだ!」という方には対象外のベリーサだと思いますが、車を乗り物としての楽しみを持ち、内燃エンジンが好きという方には良いと思います。私のように、バイクでは空冷4気筒エンジン(キャブレター車)が好きで、あえて乗っているような人にとっては丁度良いです。V6やV8エンジンのスポーツ性までは興味なくてもそこそこの走りを楽しめる充分なパワーとトルクを持っています。

出典:http://review.kakaku.com

普段あまり運転をしない女性でも、よく運転をする男性でも【愚痴】なく乗れるエンジンと乗り心地だと思います。街乗りから山道まで問題ないと思います。これも他の方が仰ってましたが、ギア比と速度が合ってないと言うか基本引っ張ります。【こいつは、軽トラか?】と錯覚してしまうくらい、発進時にしっかりアクセル踏むと引っ張ります(笑

出典:http://review.kakaku.com

マツダベリーサの走行性能は、可もなく不可もなくという評価でした。また、1速で引っ張りが気になるという評価が多少ありました。

マツダベリーサの乗り心地とデザイン

続いて、マツダベリーサの乗り心地と、インテリアなどのデザインについて紹介します。

マツダベリーサの乗り心地

高級志向のコンパクトカーなので、使い勝手は悪そうだという印象もあります。ところが意外にも、ベリーサは使いやすさにも配慮。ゆとりのあるリアシートはワンタッチで倒すことができ、そこに広がるのはフルフラットラゲッジ。さらにフレキシブルボードを使えば、 格納スペースを上下2段に分けられます。プレミアムコンパクトでこれは嬉しい装備ですね。

出典:http://kuruma-sateiou.com

同クラスの他車種の中では格段にいい、路面の凹凸を上手くいなすのはサスが良いのか。静粛性はダントツに高い、エンジンを3000回転以上に回すと流石にうるさいと感じるが、信号停車中はエンジンがかかってるのかわからないほど、ロードノイズも同クラスの中では一番静か、アクアやフィットより格段に静かだと感じた。

出典:http://review.kakaku.com

このようにマツダベリーサの、乗り心地はかなり高評価でした。静粛性の高さやシートの硬さがちょうど良い、長時間乗っても疲れないなどの評価がありました。

マツダベリーサのデザイン

マツダベリーサのエクステリア

奇抜なランプ形状や、サイドの凸凹やフロントノーズからリアエンドまで統一された線など、造りこみが感じられるデザイン。

マツダベリーサのインテリア

女性にも好評の高級感あふれる内装。

マツダベリーサのシート

本革も選べるツートンカラーのシート。座り心地は抜群。

マツダベリーサのメーター

夜はメーター類が浮き出るように光って、かっこいいと好評。

マツダベリーサにはこの他の機能として、荷室を照らすラゲッジランプや、夜にドアを開けると足元を照らすドアミラーのライト、ドリンクホルダー辺りを照らす青色LEDなど、さりげない気配りをしてくれる機能がありました。

マツダベリーサの価格

それでは、気になるマツダベリーサの価格を紹介します。新車では販売されていないので、中古の価格も合わせて紹介します。

新車価格 160万~180万円

中古価格 9万~187万円

まとめ

マツダベリーサについてまとめてみましたが、いかがだったでしょうか?

マツダベリーサの生産が終了してしまった原因として、燃費の悪さがネックになったのではと思います。しかしそれ以上に、乗り心地の秀逸さやデザインの良さなど完成度の高さを感じました。購入者の評価も高く、長く乗っても飽きない車だと思います。購入を検討している方は、参考になったでしょうか?

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

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