記事ID6561のサムネイル画像

マイナーチェンジで生まれ変わった新型リーザについてまとめました!

リーザは1986年に販売されました。そして1990年に新型リーザとなりました。新型リーザのエンジンスペック、燃費や価格を見ながら、新型リーザの魅力に迫っていきます。購入希望者必見の記事となっていますので、ぜひ参考にしてみてください。

マイナーチェンジで生まれ変わった新型リーザ誕生!

リーザとは半円球形のフォルムが特徴的な軽自動車のスペシャリティカーです。
ではいったいリーザとはどんな車なのでしょうか。
新型リーザのエンジンスペックや燃費、価格、新型リーザの特徴と先代との比較から、新型リーザの魅力に迫ります。

リーザは1986年11月に販売が開始されました。
当初は乗用5ナンバーのセダンL100Sと商用4ナンバーのバンL100Vの二本立てで販売されました。

リーザのボディ形状は3ドアのハッチバックで、エンジン、シャーシ関係は前年度のミラ・クオーレと共用としていました。
しかし、ボディを実質上2シーターのクーペスタイルとしたことによってセルボと同じ若い女性をターゲットとしていました。

リーザはミラをベースとしていますが、ミラより全高を80mm低め、ホイールベースを120mm短縮しています。

アピールポイントは『脱・実用車』で、室内は前席優先のレイアウトにしました。
その一方で、軽ボンネットバンとして登録できる様にリアシートを極限まで狭くして一定の荷室を確保していました。
ですが、そのおかげでドライバーのアイポイントがフロントエンドから遠ざかり、前席の足元の広さやドライバーズポジションはシャレードに迫る広々としたものとなりました。また軽自動車初の全フルトリムの内装にするなど、質感を高めていました。

1989年1月にマイナーチェンジが行われ、NA車はカラードバンパーやサイドストライプを標準装備とし、3速ATを追加しました。
またXをベースに専用ホイールキャップやフルファブリックシート、カラードドアミラー、エアコン、AM/FM付ハイファイステレオを装備した特別仕様車ChaChaも追加されました。

ターボモデルはZを廃止し、エアロパーツやバケットシート、3本スポークステアリングを装備したキャブレター式ターボのTR-ZZとEFIターボのTR-ZZ EFIを追加しました。

1989年4月に乗用モデルの販売を一時中止しましたが、10月に特別仕様車ケンドーン、クラブスポーツを追加した際にセダンのケンドーンSも設定され、セダンが復活しました。

そしてリーザは1990年8月に再びマイナーチェンジが行われ、L111S型となりました。
これが今回紹介する新型リーザです!

ボディはL100時代と同じですが、エンジンと駆動系統は3代目ミラと共通で作られました。
前後バンパーが大型化され、全長が約100mm延長されました。
軽自動車の規格変更が行われると共に、それ以前の物品税の廃止や消費税の導入などによって、軽ボンネットバンの税制面でのメリットが大幅に消失したため、リーザはセダンのみの設定に変更しました。

また、大幅な車種整理が行われ、廉価モデルのR、スポーティーグレードのOXY、女性向けモデルのChaChaの三車種のみとなりました。

1991年1月にターボ車のOXY-R追加しました。

さらに11月、リーザスパイダーを追加しました。

これが新型リーザの基本情報です。
次は新型リーザのエンジンスペックを見ていきましょう。

新型リーザのエンジンスペック

新型リーザのエンジンスペックを見ていきます。
新型リーザが販売された頃はちょうど軽四自動車の規格改正が行われていた時代でした。
新型リーザはどのような影響を受けたのでしょうか。

新型リーザはミラのフルモデルチェンジやハイゼット、アトレーの新規格化対応のためにエンジンスペック改変への対応が遅れ、しばらくは550ccの旧規格で販売されていました。
しかし、販売された半年後にようやく新規格化しました。

新型リーザは660cc直列3気筒を搭載していました。

1991年1月に追加されたターボ車のOXY-Rの搭載エンジンはEF-JL型で、5速MTと3速ATの設定でビスカスLSDが標準装備されました。

新型リーザは販売当初は旧規格のままのエンジンスペックだったようですね。
つまり、新型リーザの550㏄車は非常に珍しいと言えますね。

次は新型リーザの燃費についてです。

新型リーザの燃費性能

新型リーザの燃費性能について見ていきます。
リーザの燃費はどれくらいだったのでしょうか。

新型リーザの燃費は15.2km/l~21.0km/lと、当時としてはかなり低燃費だったのではないでしょうか。

次は新型リーザの価格についてです。

新型リーザの価格

新型リーザの価格はいくらだったのでしょうか。

新型リーザの価格は 622,000円 ~1,065,000円です。

セダンモデルのみのラインナップなので、それなりの値段と言うことでしょうか。

次は特徴と新旧の比較で魅力に迫ります。

新型リーザの特徴と先代との比較

ここで新型リーザの特徴と先代を比較して、新型リーザの魅力に迫りたいと思います。

L100系

新型リーザの特徴はずばり、商用モデルのバンを廃止し、セダン一本化したことです。

L100軽の頃はバンを主力にして販売されていました。
それがL111S型、つまり新型リーザになってからは、バンではなくセダンを残しました。

そして、この新型リーザはリーザスパイダーと言うオープンカーが販売された代でもあります。

その他にも、新型リーザでは軽自動車の規格改正に伴って、車体が大きくなったりもしました。
つまり新型リーザは新しい規格のために用意された一台だと言えそうです。

最後は新型リーザの発売日について見ていきます。

新型リーザの発売日

最後になりましたが、新型リーザの発売日はいつなのでしょうか。

新型リーザの発売日は1990年8月です。

その2年後の1992年7月にリーザは生産終了となり、残っていた在庫がなくなった1993年8月に 販売終了となりました。

いかがでしたか。

リーザについて、燃費や価格、特徴をまとめてきました。
先代と比較することで、新型リーザの魅力もわかったのではないでしょうか。
自動車購入を検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。

関連する記事

この記事に関する記事

この記事に関するキーワード

キーワードから記事を探す

TOPへ