2015/11/15
YMOTOHASHI
メルセデス＆マクラーレン夢の競演！！SLRマクラーレンの評価とは？
メルセデス・ベンツとマクラーレンが造り上げたメルセデス・ベンツSLRマクラーレン・ロードスター！かくも長い名前を与えられたいわゆるスーパーカーとしての走行評価、燃費評価、乗り心地評価などからSLRマクラーレンのメリット、デメリットを紹介します。
評価を紹介していく前に、まずはじめに、メルセデス・ベンツとマクラーレンの名を両方冠しているSLRマクラーレンとはどのような車なのでしょうか？
SLRマクラーレンについて軽く説明をしたいと思います。
SLRマクラーレン
2003年にクーペ・バージョンがリリースされたのがメルセデス・ベンツSLRマクラーレンです。
また、SLRマクラーレンには装備や仕様の違いで下記の6種類のバージョンが存在する。
SLRマクラーレン エンジン
・SLRマクラーレン
スーパーチャージャー付き 5.4L V型8気筒SOHCエンジン（626PS/79.5kgm）、5速AT、駆動方式はFR。価格は5985万円。 日本での正規輸入されている台数は22台。
・SLRマクラーレン722エディション
世界限定150台の販売。専用のスポーツサスペンションやカーボンエアロパーツが装備される。価格は6300万円。
・SLRマクラーレンロードスター
2007年5月に登場した、SLRマクラーレンのオープンモデル。 価格は7000万円(税込）
・SLRマクラーレン722Sロードスター
2009年に登場した722のロードスターバージョン。エンジンパワーなども同一で、加速性能、最高速度もほぼ同一の数値をマークする。
・SLRマクラーレン722GT
722をベースとしたワンメイクレース用モデルで、メルセデス認定のもとRay Mallock Ltd.社により21台が製作された。
・SLRスターリング モス
2009年の北米国際オートショーにて発表された75台のみの限定車で、同年の6月から10月にかけてデリバリされた。購入資格はSLRのオーナーに限定される。ルーフ、フロントウインドシールドが省かれたスピードスタースタイルとなっており、ノーマルモデルよりも約200kg軽量である。
SLRマクラーレン722エディション
世界の誰もが知っているメルセデス・ベンツと、F1の世界ではやはり誰もが知っているマクラーレンという“夢の競演”によって誕生したのがこのモデルSLRマクラーレン！
とにかくメルセデスのラインナップの中においても異質とまで言われた、最高に贅沢なスーパーカーがこの車SLRマクラーレンである。
SLRマクラーレン
続いて、メルセデス・ベンツSLRマクラーレンの評価について見ていきましょう！
まずはメルセデス・ベンツSLRマクラーレンの走行評価についてです。
この車のポテンシャルはどのようなものなのでしょうか？
メルセデス・ベンツSLRマクラーレンはF1マシンと同様のカーボン・モノコックによるボディ骨格構造で、600psを遥かに越える最高出力を叩き出す専用のチューンを施されたAMG製エンジンを搭載。
最高速度は330km/hをオーバー
SLRマクラーレンの走行評価は「けして楽に乗らせてくれる車ではない」と評価されている。
というのも確かに接地感があまりよくないように感じる。パワーのせいもあるでしょうが、簡単にホイルスピンをするし、路面のギャップやわだちをとても拾いやすく感じる。
SLRマクラーレン
続いて、SLRマクラーレンの燃費評価について見ていきたいと思います！
SLRマクラーレン
【メルセデス・ベンツ SLRマクラーレン】
・5.5km/L（10・15/JC08モード）
さすがにスーパーチャージャー付き 5.4L V型8気筒SOHCエンジンの燃費はこの程度であろうが実際にこの車に乗っている方の評価は...
というような評価となっていました。
この上記の評価はSLRマクラーレンのオーナーだったら同じ評価なのかもしれないですね。
ガソリンタンク容量98Lでは400km走れないという計算になりますから。
続いSLRマクラーレンの乗り心地評価に注目して行きましょう。
SLRマクラーレン コクピット周り
ここまでSLRマクラーレンの走行評価、燃費評価を見てきましたが、自動車を購入する上で気になるSLRマクラーレンの乗り心地の評価はどうなのでしょうか？
SLRマクラーレン
走らせてみるとオーバー600psというパワーが生み出す爆発的な加速を一瞬でも味わう事は出来るが、同時に横方向のコントロールを行うという課題が加わってくると、そう簡単にコントロールできる車ではなく、F1パイロット並みのドライビングの能力を要求されるに違いないという評価となっている。
もちろん上記は能力を引き出そうとアクセルを踏み込んだ状態での評価となる。
では、実際にSLRマクラーレンを購入した人の乗り心地の評価はどのようなものなのか？
SLRマクラーレン
実際に乗ってみると運転席の位置も車の中心点より若干後ろに位置していて、昔のフェアレディーZのドライビングポジションと似たところがある。
ただ、スーパーカーに通常のセダン並みの乗り心地を求める人の評価では相当乗り心地の悪い車なのかもしれない。
最後に、全体を通してSLRマクラーレン購入者の評価がどのようなものなのか見ていきましょう！
自動車購入の際にやはり気になると共に参考になるのが実際に購入した人の評価だと思います。
そこで、SLRマクラーレン購入者の評価の一部を挙げておきたいと思います。
発展途上
ドライバーとのフィット感やファンな速さは現行SLの方がよっぽど上である。
一度でも運転してしまえば、一通り掴み切ってしまう程度の味わいに留まる。
イタリア車のような奥行きは乏しいといえる。
悪く言えば、所詮ベンツである
V8サウンドは、値段の割りに
スペック的にはさすがにマクラーレンという感じだ。
ただ、エンジンサンウド♪～
アメ車的な「ドロドロ、ドロドロ♪」排気音で、
アメ車が嫌いな私に、ガサツな感じがする。
怖い・・・
ドイツ車というよりアメ車に近い
エンジン音は粗雑なアメリカンという感じの音（グォー）で、
乗っている時の音を楽しむならフェラーリでしょうね。
足回りの硬さはさすがに300キロオーバーを踏まえての硬さで、
街乗りにはアスファルトやマンホールの段差が辛いです。
もう少し、マクラーレンの味を出して欲しかった。
SLRマクラーレン
いかがでしたでしょうか？
走行評価、燃費評価、乗り心地評価などからSLRマクラーレンのメリット、デメリットについて注目してみました。
SLRマクラーレンの実際の購入者からの総合評価としては、色々な意味でもかなり覚悟のいる車に仕上がっているという評価となっているようです。
メルセデス・ベンツSLRマクラーレンの購入を検討している方はぜひこれらの評価も参考にしてみてください！
