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風の精ブルーバードシルフィ!試乗してわかる走行性能と魅力!

一般大衆車であるブルーバードシルフィですが、実は公用車、社用車、福祉車両、教習車など様々な仕様があります。そんなブルーバードシルフィの魅力とは一体何なのでしょうか。試乗した人の走行評価や内装評価を参考にしながら、ブルーバードシルフィの魅力に迫ってみます。

ブルーバードシルフィってどんな車?

「洗練された上質な雰囲気と先進の環境技術を備えた程良いサイズのセダン」というコンセプトで作られたブルーバード シルフィは、伝統的なブルーバードのブランドイメージを一新するミディアムセダンとなりました。

サブネームのシルフィ(SYLPHY)は4大精霊(土・水・火・風)のひとつである風(空気)の精を表す英語の「SYLPH」からの造語です。

大人の車と言ったイメージのあるブルーバードシルフィですが、いったいどんな車なのでしょうか。
試乗した人の評価の前にブルーバードシルフィの歴史や燃費、価格といった基本情報を見てみましょう。

ブルーバードシルフィ

ブルーバードシルフィは顧客層のターゲットを子育てが終了した40~55歳のポスト・ファミリー層であミドルエイジに設定しました。そのため内外装は日産のB15型サニーと同様で非常に保守的なデザインとなりました。
このため中級車では珍しく黒塗りの公用車・社用車仕様も存在しました。

初代 G10型(2000年-2005年)

搭載エンジンは150馬力の可変バルブタイミング機構付き2L直4DOHC(直噴)と120馬力(FF)/115馬力(4WD)の1.8L直4DOHCと105馬力の1.5L直4DOHCの3つです。
サスはフロントはストラット、リヤはマルチリンクビーム(FF)・パラレルリンクストラット(4WD)式で、ミッションはハイパーCVT-M6、E-ATx(4AT)、5MTがあります。

ブルーバードシルフィのグレードは20XJ Gパッケージ、18Vi、18Vi Gパッケージ、15i、15i Gパッケージ。4WDには18Vi-4をラインアップしています。1800㏄は特別仕様車のリミテッド仕様のみです。
安全装備として全車にデュアルエアバッグ、ブレーキアシスト、ABS、EBD(4WDを除く)、プリテンショナー&ロードリミッター付きシートベルトを標準で装着しています。

2代目 G11型(2005年- )

5ナンバーサイズで133馬力のMR20DEエンジンとエクストロニックCVT、109馬力のHR15DEエンジンと4速ATの組み合わせによって、全車が「平成17年基準排出ガス75%低減レベル」の認定を受けました。また「平成22年度燃費基準」を達成し、全車グリーン税制の適用が受けられました。

伝統ある日産ブルーバードの次世代モデルのブルーバードシルフィの最大の特長は、特徴的な曲線で構成されたS-motionデザインの美しいインテリアとエクステリアです。
2代目は大人の女性をターゲットにしているため、曲線で構成されたと言われています。
そのため前席にはハンドバッグなどをすっぽり収納できるスーパーマルチコンソールや、車内の空気をいつもきれいに保つ排出ガス検知式内外気自動切換え機構を備えたインテリジェントエアコンシステムを採用しています。

2代目ブルーバードシルフィのグレードは、ベーシックな15S、20S、オートライトシステムやグローブボックス&イグニッションキー照明がつく20M、本革巻・木目調コンビ3本スポークステアリングやインテリジェントキー、エンジンイモビライザー、MD/CD上級デッキ装備の20Gをラインナップしていました。
4WDモデルは15M FOURのみとなります。
法人向けにブロアムというモデルも投入されました。車内の空気をいつもきれいに保つ「インテリジェントエアコンシステム」を採用したほか、シート、ドアトリム、アームレスト生地にフォーマルな雰囲気のベロア素材を使用し、後席には木目調リヤカップホルダーリッド、読書灯などを装備していました。
法人向けと言うこともあり、後席の乗員におもてなしを提供する装備もありました。

ブルーバードシルフィの燃費と価格

ブルーバードシルフィの燃費や価格を見ていきましょう。

ブルーバードシルフィの燃費は
初代  10・15モード燃費  12.2~17.6 km/L
2代目  10・15モード燃費  16~16.6 km/L

そしてブルーバードシルフィの価格は
初代  167.9万円~222.2万円
2代目   178.5万円~241.5万円

ブルーバードシルフィは家庭、法人、福祉、教習など、様々な分野で活躍しています。
それぞれの分野にあったバージョンがその都度作られ、より良いように見直されてきました。

そこで気になるのがブルーバードシルフィの走行性能や内装ですね。
次はブルーバードシルフィに試乗した人が評価したブルーバードシルフィの走行性能や内装について見ていきましょう。
では、まずは試乗した人の走行評価を見ていきましょう。

ブルーバードシルフィを試乗した人の走行評価

ブルーバードのエンジンや燃費等のデータは今まで見てきましたが、実際にどんな走りをするのか気になりますよね。
そこで実際に試乗した人の評価を見てみたいと思います。

試乗した人の走行評価は

オールマイティな車で街中を走っていても常に静かだし、高速でもストレス無く走れるところ。

出典:http://www.carsensor.net

街乗りでも高速でもストレスなく走れると、お出かけも楽しみになりますね。
ブルーバードシルフィには様々なグレードとエンジン×ミッションの組み合わせがあるので、自分のライフスタイルにあったグレード等を探すことをオススメします。
可能ならばいろいろなグレードのブルーバードシルフィを試乗して乗り比べてみてください。

そのほかの試乗者の声も見てみましょう。

2000ccなので不足なく。高速での坂道は楽。
ただ一般道ではCVTがスムーズではなく、いきなり低いギアに切り替わりドンと衝撃と共に加速する

出典:http://kakaku.com

2000㏄はやはり、さすがの2000㏄といったところでしょうか。
高速の坂道でも速度を楽に保てるのがいいですね。
しかし、ブルーバードシルフィのCVTは初期時代のCVTなので低速時のCVTの変則がいまいちのようですね。CVT車を試乗して、このギクシャク感でブルーバードシルフィの4ATに変えたという声も見られました。

そのほかの試乗者の声も見てみましょう。

小回りがあまり利かない。後方の視界が見ずらいのでバックに苦労します

出典:http://www.carsensor.net

5ナンバーではあるものの、ブルーーバードは小回りが苦手なようですね。
またブルーバードシルフィはリアガラスが寝ているため、後方視界が悪いようです。
特に小柄な女性では苦労もあるようでした。
この点についても一度試乗して確かめてみるのをオススメします。

以上がブルーバードシルフィを試乗した人の走行評価でした。
初期のCVTなので、まだまだぎくしゃくしている感じはあるのでしょうね。
しかし、女性の私でも楽に乗れました!や、5ナンバーなので取り回しが楽でした!、運転が苦手で軽自動車しかダメかと思っていた私がすんなり乗りこなせました。という意見も多数あったので、日産がターゲットとしていた大人の女性層にも割と好評でした。
乗る人の体格やイメージによって試乗した評価は大きく変わってきます。
一度、ご自分で試乗して、ブルーバードシルフィの走りを体感してみてはいかがでしょうか。

では次に試乗した人の内装評価を見ていきましょう。

ブルーバードシルフィを試乗した人の内装評価

次にブルーバードシルフィを試乗した人の内装評価を見ていきましょう。
セダン=高級感と言う方程式が成立しているのかも気になるところですね。

では、試乗した人の内装評価は

内装は、1.5L車より2Lグレードの方が特にシートに高級感があった

出典:http://kakaku.com

やはりグレードによって高級感が変わってくるのですね。
エンジンだけでなく、内装もグレードによって変わるので、可能な限りいろいろなグレードを試乗することをオススメします。

そのほかの試乗した人の声も見てみましょう。

後席の足回りは、大型セダンと同等以上の広さ。

出典:http://www.goo-net.com

5ナンバーのコンパクトカーなどでは後部座席の足元がとても狭いのですが、同じ5ナンバーでもやはりセダンと言うだけで広いのでしょうか。
大型セダンと差異ないというのは驚きですね。

その他の試乗者の声も見てみましょう。

内装も木目のパネルなどを使い、こちらも高級感がある。車内は広々としている程ではないが、内装色が明るいため、乗っていて開放感がある。

出典:http://www.carsensor.net

木目調のパネルがやはり高級感を出しているようですね。
上の写真でもわかるように、内装はかなり開放感がある仕様になっていますね。
一度、試乗して木目調の内装を見てみるのもいいですね。

ブルーバードシルフィを試乗した人の評価を踏まえて

いかがでしたでしょうか?

ブルーバードシルフィの基本的な情報から、試乗した人の走行・内装評価を見てきました。
車の購入を考えた際は、とにかくいろんな車種、グレードの試乗をすることが大切です。
CMやカタログ、セールスマンの説明だけでは見えてこない部分を知ることができるし、実際に体感することで自分の理想としている車や乗りやすい車に出会うことができるからです。
試乗することは言葉では知ることのできない情報を体で感じ取ることができます。そういったところが試乗するメリットです。

5ナンバーのセダンの購入を検討されている方は、ぜひ試乗した人の評価も参考にしてみてください。

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