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無骨なまでの商用車 ADバン!中古車相場と購入時の注意点とは!

商用車として目にする機会の多いADバン!このADバンを中古車で探す時、どういった点に注意しないといけないのでしょうか?ADバンの使い勝手はどうなのでしょう?また、ADバンの中古車の価格相場はどれ位なのでしょうか?ADバンの中古価格相場から、評価までをご紹介!

日産・ADバンとは

日産ADバンは1982年に登場した商用車です。発売開始当初は、「サニーADバン」「パルサーADバン」「ダットサンADバン」の3種類に分かれていました。1988年のマイナーチェンジを機に「ADバン」に統一されました。

4代目となった2006年12月20日のフルモデルチェンジの際、名前も「AD」と改められたため、ADバンは3代目までとなります。この3代目は、2008年まで販売されていました。
特徴は、商用車らしい内装と、機能性と構造、更には積載性を有するところにあります。

いかにも商用車らしい特徴を有するこのADバンの中古価格は、どれ程のものなのでしょうか?
また、ADバンの中古車を購入する上で、どういうところに注意すればいいのでしょうか?
中古価格相場と購入する上での注意点をご紹介します。

ADバンの中古価格相場

価格と年式の関係

中古車の場合、年式が古いほど価格は安くなるものです。
このADバンには、そういった特徴が良く現れていて、年式が古くなるほど安くなっていく典型的な例になっています。

【2008年式】27万円~69万円
【2007年式】19万円~45万円
【2006年式】9万円~62万円
【2005年式】8万円~52万円
【2004年式】12万円~48万円

ADバン中古車購入のチェックポイント その① --状態--

リコール情報を確認する

まずはリコールの情報を確認しておきましょう。日産のサイトには膨大な量のリコール情報が載っていますので、ブラウザの「検索」機能を使った方が間違いはないでしょう。

ベストなのは、家で調べてから、ディーラーを訪問するという手順です。ディーラーを疑うわけではありませんが、予備知識を入れておいた方が、話もしやすいでしょう。
ディーラー訪問時も、はっきりと聞く事をお忘れなく。

車両の全体を観察する

ADバンの全体をよく観察しましょう。
一部分だけパーツが新しくなっていれば、理由を聞いてみましょう。中には、ヘッドライトの色が左右で違う場合もあります。よく見てみましょう。
しゃがんで、ADバンの下部、特にフロント、リアの下部も、擦った後はないか見ておきましょう。

全ての開口部を確認する

全ての開口部をチェックしましょう。
ドアを全て開けてみて、引っ掛かりがなくスムーズに開けられるか、全開にした時にきちんと止まっているかを見ておきましょう。

商用車ですので、荷物の積み下ろしがスムーズにできる事は非常に大事です。きちんと確認しましょう。
がたつきはないか、車体との間に隙間はないかも、忘れずにチェックしましょう。

内装を確認する

隅々まで、内装を確認しておきましょう。
シートだけではなく、天井や収納の中まで、キズや汚れは修復されているかを確認しておきましょう。

いざシートを動かす時、引っ掛かりがあったり、動かなかったりしたら大変です。シートに限らず、稼動できる所は一通り動かしておきましょう。電装品に関しても、一通り操作しておきましょう。

また、臭いはそう簡単にとれません。忘れずに、臭いもチェックしておきましょう。

エンジンを確認する

外装、内装のチェックが済んだら、今度はエンジンをかけてみましょう。
振動や音に違和感はないでしょうか。排気ガスの色は問題ないでしょうか。
試乗が可能なら、必ず試乗しておきましょう。ブレーキの効き具合や加速時の振動も、試乗してみないと分かりません。
エンジンは必ずかけておきましょう。

ADバン中古車購入のチェックポイント その② --値引き--

まずは、愛車の買取価格を確認しましょう

中古車ディーラーを訪問する前に出来る事はいくつかありますが、これは必ずしておきましょう。
いざ値引きとなった時に、愛車の下取り価格は大きな要素になります。

ディーラーとの交渉の中で、
「5万→10万→これ以上は難しいです13万」
というように、下取り価格を上げていくケースもある事と思います。ですが、その提示額は本当に正しいものなのでしょうか?中には、正しい買取価格が50万円の車種が、ディーラーに15万円を提示されたケースもあるようです。

必ず最初に、愛車の正しい査定額を確認しておきましょう。

中古車ディーラーは、必ず「複数社」訪問しましょう

訪問となった時に、一箇所のディーラーだけで終わらせないようにしましょう。
他のディーラーには、もっと状態の良いADバンがあるかもしれません。それに、見積もりをディーラーに提示すれば、値引きの交渉に発展するかもしれません。
訪問時には、必ず見積もりをもらっておきましょう。

郊外に立地して、スタッフが少ない店舗は、それだけコストがかかっていないと見る事ができます。そういった店舗でこそ、値引き交渉をしてみましょう。

ディーラーを訪れている間は、終始、愛想良くしましょう

これから長く乗る事になる車を買いにきたのです。記念すべき日になるかもしれません。仏頂面では、記念日が台無しです。

店員さんへの印象も良いものになるでしょう。店員さんも、全ての人に平等に接しようとしてくれるでしょうが、店員さんも人間です。
印象の良い人と悪い人とでは、どちらが得をするかはお分かりの事と思います。
ただ、「この人はいくらでも提示できる」と思われないように、あくまでも紳士的に、交渉はしっかりとしましょう。

ADバン所有者の声

いくらディーラーで試乗しても、いくらチェックをしても、実際の使い勝手は使用者しか分かりません。中古車検討の参考になる、実際に使っている方の声をご紹介します。

商用車にしては、加速性がよいので、危険回避には十分な加速性能を発揮してくれる
【悪い点】商用車なので当然だと思うのですが、居住性はいまいち・・・特に走行時にはカーラジオを聞き取れない。路面に凹凸を拾ってシートから異音がすることがある。

出典:http://www.goo-net.com

営業車として利用。とにかく荷物を積むのが重要なので積載量には満足しています。 原付が故障した時に後ろに乗せてバイクショップまで持って行けました。

出典:http://www.carsensor.net

ベースグレードのため、パワーウインドウも無いので、不便です。また、内装のきしみ音や足回りからのカラカラという異音に悩まされています。

出典:http://minkara.carview.co.jp

必要満足な商用車「ADバン」を中古車で探してみませんか

いかがでしたか?
ADバンを中古車で探す時の注意点はお分かりいただけましたか?
ADバンは、内装では、不要な部分を悉く取り除き、商用としての使い勝手を重視しつつ、走行性能は十分なものを発揮しているようです。

中古車の価格帯も、お値頃なものと感じられたのではないでしょうか?
ADバンを中古車でお探しの際には、今回の記事を、ぜひ参考にしてみて下さい。

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