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日産 タイタン 新型モデルタイタンXDの迫力がすごい!

日産が海外向けに生産しているトラックであるタイタン。北米で生産されており2003年から発売されている。2004年に北米トラックザイヤーを受賞しており、米国外メーカーとしては初めてビッグスリーに対抗できるフルサイズピックアップトラックとして発売され人気が高い。そのタイタンがさらにスケールアップしてモデルチェンジするようである。

日産 タイタンの歴史

2003年1月に北米国際オートショーにて発表され、同年12月に発売。
日産自動車初のフルサイズピックアップトラックで、搭載するエンジンはV型8気筒DOHC VK56DE型で、5速ATを組合わせる。キャビンバリエーションはキングキャブとクルーキャブ(ダブルキャブ)の2種類。キングキャブには180度近くの開口角度を持つ観音開きタイプのリアドアを採用する。生産は米国ミシシッピ州キャントン工場。エンジンはテネシー州デカード工場にて生産される。ライバルである初代トヨタ・タンドラはボディの大きさとエンジンの排気量が販売面でハンデになったことから、タイタンは米国外メーカーとしては初めて、ビッグスリーに太刀打ちできる巨大なフルサイズピックアップトラックとして発売された。
2007年2月にはシカゴオートショーに2008年モデルを出展。外観および内装の変更を受けたほか、ロングホイールベース版とPRO-4Xモデルが追加された。
ピックアップトラックの人気が高いテキサス州を含む、アメリカ南部の中央部の州で、全体の約25%近い売り上げがある。
さらに、室内空間の広さや、牽引能力、キングキャブ車の観音開きドアなどの革新的装備が評価され、Edmunds.comによりベスト・フルサイズトラックに選ばれ、さらに2004年の北米トラックオブザイヤーを受賞した。しかし、ライバルと比較すると、V型6気筒エンジン搭載車やシングルキャブ仕様がない点が批判されている。
2011年からはクライスラーがメキシコ サルティヨ工場で日産向けにタイタンの後継車としてダッジ・ラムをOEM供給する予定であったが、2009年8月に契約解消が発表された。

タイタンについて

タイタンは2003年に北米国際オートショーで発表されて同年に発売された日産自動車初のフルサイズピックアップトラックである。スマートなデザインに広くて快適な内装空間、オフロードでもしっかりとした安定した走りができる、2WDと4WDを変更できる点も特徴となっている。

新型タイタンの基本性能

エンジンは高速ディーゼルエンジン分野で大きな市場をもつ老舗であるカミンズ製のものを搭載しており、5.0LV8気筒ターボディーゼルエンジンである。最大出力は310hp,最大トルクは76,7kgmとなっている。北米市場ではプックアップトラックで重視される最大牽引能力は5443kgオーバーとなっている。これは現行モデルの排気量5.6L,最大出力317hpとくらべると物足りなく感じるが、53,2kgmの最大トルクに4309キログラムの牽引能力からは大幅な性能アップである。

タイタンXD

モデルチェンジでパワーアップされた

北米市場での日産

米国市場で6位につけている日産は2015年3月期の利益と利益率が過去最高になる見通しだという。そして、大型のピックアップトラックはフォードやGMといった古くからアメリカ市場を牽引してきたメーカーが強いため、多くは期待できないが新型タイタンで10%ほどの市場シェアをとりたいという。

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