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【フェラーリ テスタロッサ】特捜刑事マイアミ・バイスで使われた80年代の名車テスタロッサについて

アメリカで1984年から1989年まで放映されて大ヒットした刑事ドラマである特捜刑事マイアミ・バイス、テーマソングはアメリカのビルボードチャートでインストゥルメンタルながらナンバーワンを獲得するなど社会現象になり、日本でもテレビ東京系列やCSで放送された。その中で使われたのが、フェラーリのテスタロッサである。

テスタロッサについて

1984年に発表され1991年まで販売されていたフェラーリのスポーツカーである。テスタロッサはイタリア語で「赤い頭」を意味し、全長4510mm,全幅1970mm,全高1160mmと車高は低いながら迫力のある車体は現在みても古くさくないどころかそのデザインに圧倒される。V型12気筒エンジンは排気量は約5000ccであり非常にパワーのある車である。現在の中古車市場では700~1100万円くらいが相場であるようだが、エンジンなどが古く万全な状態のものは少ないと言う。

赤い頭

現代に走っていても何の違和感もないデザインの迫力のある車である

海外のオークションで販売されたテスタロッサ

特捜刑事マイアミバイスでは、最初はボディーカラーは黒であったが夜の町中でも映えるようにとボディーカラーは白に変わった。その実際にドラマで利用された白のテスタロッサがアメリカのオークションeBayで販売されていた。価格は175万ドルで現在のレートで約2億1200万である。プレミアのついていないテスタロッサでは相場は1100万ほどであることを考えると約20倍の値段がついており。ドラマの人気も考慮したプレミアムが相当な金額ついているのがわかる。

マイアミバイスで使用されたテスタロッサ

約2億円のプレミアムがついてオークションで販売された。

なおフェラーリの公式サイトでも紹介されている

2014年末、TVシリーズ「特捜刑事マイアミ・バイス」の3、4、5の3シーズンにわたって使用された2台の Ferrari Testarossa (1986年)のうちの1台がeBayに出品されたというニュースが流れました。175万ドルで取引きされたこのTestarossa は、それまでマイケル・マン監督が使用していた Chevrolet C3 ベースの レプリカFerrari Daytonaに代わって、ユニバーサル・スタジオ社との同意の下、同社に供給した車輌です。当初カラーリングはブラックでしたが、シリーズ中、頻繁に登場するナイト・シーンでもよく見えるようにと、ホワイトに塗り替えられました。劇中では、フィリップ・マイケル・トーマス氏演じるリコ・タッブス とチームを組む探偵、ソニー・クロケット(ドン・ジョンソン氏)がドライブしました。

出典:http://auto.ferrari.com

フェラーリはこの作品でデイトナとして運転していた車がシボレーC3コルベットをベースにしたレプリカであったため、訴えかつそれを爆発させたという逸話を持っている。

フェラーリ公式サイト

公式サイトでもオークション販売の話題は取り上げられている。

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