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今や中国専売車種のエリシオン!その燃費と実燃費の実力は?

日本国内での販売が終了されてもなお、中国では人気の車エリシオン。日本ではもう中古車しか手に入りませんが、エリシオンは今でも乗り心地や走行性能の高さから人気があります。今回はそんなエリシオンの燃費と実燃費、オーナーによる燃費評価をご紹介します。

エリシオンってどんな車?

今回はホンダのエリシオンの燃費、実燃費、さらにはオーナーによる燃費評価をご紹介します。
では、そもそもエリシオンとはどんな車なのでしょうか。

ホンダ・エリシオンは、かつて北米市場で一世を風靡し、車好きの間ではミニバン初の300馬力車として知られており、中古車市場ではまだまだ売れる車として生き残っています。
日本国内での販売が終了となったものの、中国専売車という形で残っていることからも人気がうかがえます。

2004年5月に日本国内での販売を開始したエリシオンは上級ミニバンとして2013年10月の販売終了まで9年半にわたり活躍していました。
この数字だけを見ると意外にも販売されていた期間は短いのです。

ですが、オデッセイの上位車種という位置づけで外装も内装も高級感があり、VIPカーブームの際は非常に人気が高かったのは言うまでもありません。
エリシオンの当時の新車価格は273~451万円です。

エリシオンの燃費

では、さっそく本題のエリシオンの燃費をご紹介します。
エリシオンが販売開始になった当時の燃費の計測方法は10・15モードなので、そちらの数値で燃費をご紹介したいと思います。

エリシオンには3500ccのハイオク仕様と2400ccのレギュラー仕様があり、どちらにもFFと4WDのラインナップがあります。
ちなみにエリシオンのミッションはATのみです。

では、2007年1月生産のエリシオンの燃費をご紹介します。
3500ccのFFの燃費は8.5km/L、4WDの燃費は8.0~8.3km/L
2400ccのFFの燃費は10.2km/L、4WDの燃費は10.0~10.2km/Lとされています。

やはり排気量が小さい方が燃費はいいのですが、一般的にFFよりも4WDの方が燃費が悪いとされている中で、どちらも同じ数値で推移していることを考えると、エリシオンの4WDは優秀なのだということです。

エリシオンの実燃費

次はエリシオンの購入を考えている人が一番気になる実燃費をご紹介します。
エリシオンの実燃費はどのくらいなのでしょうか。

2400ccのエンジンを搭載しているエリシオンの実燃費は渋滞の多い一般道で7.2km/L、流れの良い一般道で10.3km/L、高速道路12.8km/Lというそれぞれの平均値が出ています。
高速道路走行ではカタログ燃費よりもいいことが分かります。

3500ccのエンジンを搭載したエリシオンの実燃費は細かく書かれたデータが見つからなかったものの7~8km/Lの平均実燃費で推移しているようでした。
カタログ燃費とさほど変わらない実燃費で走れるというのもエリシオンの特徴です。

このように見ていくとエリシオンは排気量が大きく違っていても、燃費や実燃費に差ができません。
ハイオク仕様かレギュラー仕様かで維持費に差が出るので、2400ccが人気なようですが、3500ccも負けていないようです。

エリシオンの燃費評価

エリシオンの燃費と実燃費のデータが出そろったところで、最後にエリシオンオーナーによる燃費評価をご紹介します。
オーナーはどのように評価しているのでしょうか。

「室内の広さとかは満足なんですが、燃費の低さには…最近では、このくらいが妥当なのかなって感じてます。」
「いつも試行錯誤して燃費の向上を心掛けていますが駄目です。もう少し燃費が向上してくれれば年間の維持費も少し少なくなるのですが。」
という評価が目立ちます。

しかしその一方で
「V型6気筒の割には燃費がいいです。」
「高級ミニバンなら燃費はこのくらいなら良い方だ」
という前向きな評価もあります。

エリシオンの燃費のまとめ

いかがでしたか。
上級ミニバンのエリシオンの実燃費はカタログ燃費に迫る勢いで推移していました。
一般的にミニバンは燃費が悪いのですが、高級感と燃費をクリアできるエリシオンを候補に入れてみてはいかがですか。

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