かわいい軽自動車！スズキ・モコの燃費と実燃費のまとめ！！

今回はモコの燃費と実燃費、さらにはオーナーによる燃費評価をご紹介するのですが、そもそもモコとはどんな車なのでしょうか。
まずはモコという車について簡単に紹介します。

モコ（MOCO）は、スズキが製造し、日産自動車により販売されていた軽トールワゴンです。
スズキのMRワゴンの姉妹車種（OEM版）ですが、モコはデザイン、カラーリングともに若い女性に向けた車種となりました。

日産の社長がカルロス・ゴーン氏に代わって以降、日産は軽自動車をラインナップに加えることに力を入れ始めました。
その第一号がモコというわけです。

このモコの発売によって、日産の軽自動車を盛り上げていこうということになりました。
当時は軽自動車に乗る多くのユーザーが女性だったこともあり、女性に人気の出るようなデザインやカラーリングが多く盛り込まれたようです。

では、さっそく本題のモコの燃費について見ていきましょう。
モコは初代～3代目まであり、フルモデルチェンジのたびに燃費も大きく向上してきました。
さっそくモコの公式燃費データを見ていきましょう。

初代モコの燃費データは16.8～18.8km/L
二代目モコの燃費データは18.2～21.0km/L
三代目モコの燃費データは20.4～30.0km/L

このようにモデルチェンジを繰り返す中で、モコは大きく燃費性能を向上させてきました。
今年5月に全在庫の販売が終了し、今や中古車でしか手に入れることができなくなりましたが、3代目のモコは見た目もかわいく、燃費も良いようなので探してみても良いかもしれませんね。

次はモコの実燃費を見ていきましょう。
これからモコを購入される方は、モコオーナーが実際に走ってみて算出している実燃費も併せて参考にしてみてください。

モコの実燃費ですが、型式やエンジンの吸気のタイプによっても大きく違います。
全てを総合すると9.89～21.54km/Lと大きく開いた結果となっていますが、総合したモコの平均実燃費は17～18km/Lとなっています。

実燃費は運転の仕方、交通状況によって大きく変わります。
一般的にはターボ車はＮＡ車よりも燃費が悪く、４ＷＤはＦＦよりも燃費が悪いとされていますので、ＦＦのＮＡ車と４ＷＤのターボ車では大きく異なるということになります。

つまり初代モコの４ＷＤターボだと下限値辺り、2015年に生産が終了した最終型のＦＦだと上限値辺りの燃費がでるということです。
つまり、中古車を探す際はより新しいモコを探した方が得だということになりますね。

モコの燃費と実燃費のデータが出そろったところで、最後にモコオーナーによる燃費評価を見てみましょう。
オーナーはどのようにモコの燃費を評価しているのでしょうか。

「なるべくECOランプが消えないように乗っただけで、プリウスの燃費なんて屁にもならないくらい燃費いいんです」
「街乗りでは16.0km/h以上は走るので、ターボとしては良い方だと思う。」
という評価がありました。

その一方で
「気温が下がったら途端に燃費が落ちました。」
「冬期は通勤で13〜15km/L、ロングドライブで15〜17km/Lと燃費悪かったのですが、最近は暖かくなってきた為か通勤で1〜2km/L、ロングドライブで2〜3km/L伸びてきています。」
という評価もありました。

他にも「タイヤをヨコハマのECOSに換えた所通勤使用でも17から19km／L近くまで伸びました。」というものもありました。
モコオーナーの多くの方が燃費を気にかけたエコ走行を心掛けているのが印象的でした。