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ロータリーエンジン搭載!マツダRX-8の燃費と実燃費のまとめ

かつてマツダが生産していたRX-8は一世を風靡したロータリーエンジンを搭載しているスポーツカーです。そんなRX-8の燃費と実燃費を比較し、さらにRX-8オーナーの燃費評価をご紹介していきます。マツダで人気のスポーツカーRX-8の燃費とは一体。

RX-8ってどんな車?

今回はRX-8の燃費、実燃費、さらにはオーナーによる燃費評価をご紹介するのですが、そもそもRX-8とは一体どんな車なのでしょうか。
まずは簡単にご紹介したいと思います。

RX-8は「アールエックス-エイト」と言い、マツダが製造・販売していたロータリーエンジンを搭載したスポーツカーです。
RX-8は2012年6月、ファンに惜しまれながらも生産が終了しました。

RX-8の最大の特徴は『ロータリーエンジン』であることと『観音開き』のドアです。
ロータリーエンジンは排気ガス規制の強化や燃費向上のため、ターボチャージャーは搭載せず自然吸気(NA)のみとなっていますが、レブリミットは9,000rpmという高回転型ユニットということで話題を呼びました。

RX-8のもう一つの特徴である観音開きですが、スポーツカーとはいえ2シーターが流行らなくなってきた煽りも受けて4人乗りの4ドアセダンを目指しました。
しかし、車両の長さや重量などの観点から観音開きになったといわれています。

RX-8の燃費

次は本題のRX-8の燃費情報です。
RX-8のエンジンはコンパクトで高回転まで回わり、高出力を出しやすいエンジンですがその分、低回転域が弱点で燃費がなかなか伸びにくい面もあります。
そんなRX-8の燃費はどのくらいなのでしょうか。

RX-8の燃費は10・15モード燃費で約10km/L、JC08モード燃費換算だと約9km/Lです。
近年は燃費のいいスポーツカーも多いため、比較すると燃費の悪さが目立ちますね。
しかし、RX-8は10年以上も前の車なので、納得の数値かと思います。

一般的にロータリーエンジンは燃費が悪いと言われています。
先代にあたるRX-7のFC3Sの燃費が7.7km/L、FD3Sの燃費が7.1〜8.1km/Lなので、RX-8の燃費はかなり向上したといえます。

RX-8の実燃費

次に紹介するのはRX-8の実燃費です。
車を購入する際にカタログ燃費も気になりますが、実際に乗ってみてどうかというところがやはり一番気になりますよね。
さっそくRX-8の実燃費を見ていきましょう。

RX-8の実燃費ですが、平均で7.95km/Lです。
意外にもカタログ燃費を下回る割合が少ないですね。

RX-8に限らず、実燃費は運転の仕方、交通状況によって大きく左右されます。
カタログ値よりも燃費の低下が少なく、4人乗りできるのであれば、スポーツカー好きのお父さんでもファミリーカーとして活用できそうですね。

RX-8オーナーの燃費評価

最後にRX-8オーナーによる燃費評価をご紹介します。
最新の車と比較すると燃費、実燃費ともにかなり見劣りしますが、それでもRX-8に乗り続けているオーナーはどのように感じているのでしょうか。

「ロータリーエンジンは当たり外れがある。うちのはあたり!意外に燃費がいい」
「うちのエンジンははずれだ。ちょっと踏むと4~5km/L」
「走ることが大好きな車。低燃費を求めるのはナンセンス」
という評価や

「古い車で、ロータリーエンジンなら燃費は悪くて当たり前。それでも乗りたいと思える車」
「RX-7よりも断然燃費がいいから、燃料代による夫婦げんかが減って助かっている」
など、先代と比較した評価もありました。

以上の結果、RX-8は純粋に走りを楽しむファミリースポーツカーだということがわかりました。
RX-8は現代車のように低燃費を求める車ではなく、走る楽しさを感じる車なのですね。
燃費の悪さが気にならないくらいの魅力がある、そんな車なのですね。

RX-8の燃費のまとめ

いかがでしたか。
RX-8の燃費は現代車に比べると見劣りしましたが、燃費の悪さをカバーするだけの魅力があるため、今でも愛されている車だということが分かりました。

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