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自動車税きちんと支払っていますか?自動車納税証明書の大切さ

車に乗っている人なら自動車税の納税証明書という言葉を耳にしたり、目にしたことがあると思います。しかし、その大切さや重要性をちゃんと理解している人はそう多くないのが現状です。今回は自動車税の納税証明書の大切さについてご紹介したいと思います。

自動車税の納税証明書ってなに?

今回は自動車の納税証明書に関する情報をまとめていくのですが、そもそも自動車納税証明書とは一体何なのでしょうか。
まずは自動車納税証明書がどういうものなのか、簡単にご説明します。

自動車納税証明書とは、自動車を所有するすべての人が支払うべき税金が正しく納税されているかを確認するための証明書のことです。
2014年までは紙媒体のみでの証明書発行となっていましたが、2015年4月1日以降は一部県を除き、自動車納税証明書の電子化が始まっています。

では、この自動車納税証明書を得るには、いつどこで納税をすればいいのでしょうか。
また自動車納税証明書はなぜ必要なのでしょうか。
さらに、万が一紛失してしまった場合、自動車納税証明書を再発行することはできるのでしょうか。

自動車税の納税はいつどこでするの?

まず最初に、自動車納税証明書を得るために必要な手続きをご紹介します。
いつどこでどのような手順で納税すればいいのでしょうか。

自動車税を納めるには、毎年5月に管轄の自動車税事務所や都税総合事務センターから送付されてくる自動車税納税通知書を持って、各支払機関に出向いて支払います。
この自動車税は自分名義である全ての車両に対してかかります。

自動車税は排気量、年式など様々な条件で金額が違ってきますし、送付されてくる時期も若干前後しますが、支払い方法は同じです。
では、どこで支払えばいいのでしょうか。

支払い方法と支払い期限に関しては自動車税納税通知書に記載されています。
指定の金融機関やペイジーなどで、納付期限内に支払いましょう。

自動車税の納税証明書はどうして必要なの?

自動車税の納付に関してご紹介しましたが、なぜ自動車納税証明書が必要になるのでしょうか。
自動車納税証明書が必要な理由を簡単にまとめていきましょう。

結論から言うと、自動車納税証明書は「車検を受けるため」に必要です。
車検(自動車の継続検査)を受けるには、その年の納税証明書が必要となります。
つまり、この車にかかる税金をきちんと支払っていますということが証明されなければ車検を通すことができません。

車検は車の登録によって毎年、2年毎、3年後などと継続検査を受ける時期が変わってきます。
しかし提出する納税証明書は車検を通す年度に支払った分のみとなっています。
では、その年の分の自動車税を支払ってさえいれば車検を通すことができるのでしょうか。

答えは「ノーです」。
自動車納税証明書には「自動車登録番号又は車両番号」という欄があり、前年度以前の自動車税に未納がある場合は、「*」印などが記載されています。
車検を受けるには自動車の登録番号がきちんと記載されていることが必須なので、その場合は未納分も含め納税を行う必要があります。

毎年納税していること、さらには納税から3週間が経過していることも車検を受けるための条件となりますので、滞納や支払い忘れがないように十分注意が必要です。

自動車税の納税証明書を紛失!!再発行はできるの?

最後に万が一、自動車の納税証明書を紛失してしまった場合の対応について紹介したいと思います。
納税証明書を再発行することはできるのでしょうか。

5月に納税し、納税証明書を受け取りますが、車検が翌年の3月だったり、引っ越したりして、うっかり納税証明書を紛失してしまうことがあると思います。
そんな場合でも、納税証明書は再発行することができますので安心してください。

納税証明書の再発行は、愛車に付いているナンバーの都道府県の都税・県税事務所や運輸支局場内の自動車税事務所などに出向いて手続きをすれば、自動車税納税証明書(継続検査用)の再発行をしてもらうことができます。

ただし、売買や引越によって他の都道府県ナンバーから現在のナンバーに変更を行い、次年度分の自動車税納期限までに車検を受ける場合は、転出前の都道府県が発行した自動車税納税証明書(継続検査用)が必要になるので、そちらで再発行の手続きをすることになります。

再発行に必要な書類は、車検証が必要です。
地域によっても異なりますが、印鑑や身分証明書の提示が必要になることもあります。
また、自動車税を納めてから10日以内に再発行を行う場合は、納税を行った領収証書(コピー不可)が必要です。
納税証明書の再発行に掛かる費用は、自分で行う場合には発生しません。

再発行先が転出前の都道府県であったり、現在出張中であったりなど、遠方の地域で再発行手続きを行わなければならない場合は、発行を行いたい都道府県の自動車税事務所に連絡をし、車検証のコピーと切手貼済の返信用封筒(宛先記入済)を送ることで、自動車税納税証明書(継続検査用)を郵送で送ってもらうことも可能です。

自動車税の納税証明書のまとめ

いかがでしたか。

自動車の納税証明書は愛車を乗り続けるために必要なものでした。

自動車税は自動車に乗る全ての人に支払う義務があるため、滞納などに注意し、確実に支払っておきましょう。

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