大人気車種ホンダのフィットハイブリッド！気になる燃費性能は？

ホンダフィットと言えば国内ではもはや知らない人はいないといわれるほどに大衆車として成功したコンパクトカーです。今回はその大人気車種フィットのハイブリッドタイプの燃費性能に切り込みたいと思います。そのためにまずはフィットハイブリッドの紹介を先に行います。

フィットハイブリッドは、ホンダが生産・販売を行っているハッチバック型のハイブリッドカーにあたります。初代フィットにはハイブリッドモデルは存在せず、2代目フィットが2010年に行ったマイナーチェンジにてフィットハイブリッドが登場します。これが初代フィットハイブリッドです。

この初代フィットハイブリッドも、信号待ちなどで停車するときにアイドリングを自動で停止する「オートアイドルストップ」やエコアシストが全車に標準装備されており驚異的な燃費性能を誇っておりました。

そこからさらなる進化を遂げて誕生した現行2代目フィットハイブリッドは2013年に世に姿を現します。この車は新型ハイブリッドシステム「SPORT HYBRID i-DCD」を採用し先代をも凌駕する燃費性能を持ち合わせております。

今回はこのフィットハイブリッドの燃費性能をカタログ・オーナー評価等を集めて調べていきたいと思います。

フィットハイブリッドの燃費調査の第一弾としてカタログ燃費がどうなっているのかをまず調べていこうと思います。

フィットハイブリッド FF JC08モード燃費：36.4km/L
フィットハイブリッド 4WD JC08モード燃費：29.0km/L
フィットハイブリッド F&Lパッケージ FF JC08モード燃費：33.6km/L
フィットハイブリッド F&Lパッケージ 4WD JC08モード燃費：28.2km/L
フィットハイブリッド Sパッケージ FF JC08モード燃費：31.4km/L
フィットハイブリッド Sパッケージ 4WD JC08モード燃費：27.6km/L

フィットハイブリッドもグレードやオプションによって燃費が変動します。これは高いグレードほど重くなるためその分燃費性能に響いているのでしょう。
それでも2WDは全て30km/Lを上回っていることはすさまじいことだと思います。

フィットハイブリッドの燃費調査の第二弾として、一番の注目点である実燃費がどうなっているのかを調べていきます。
こちらは様々な燃費実験レポートやオーナーの方々からの声をもとに算出します。

この実燃費のデータはかなりばらつきのあるものとなりました。だいたいのところFFタイプは20～26km/L、4WDタイプは18～22km/Lと答える方が多かったです。

基本的にJC08モードの燃費でも実燃費差は平均でカタログ値の2割ほど悪いと言われており、FFはそれよりも悪い燃費結果に、4WDは言われている通りだいたい2割減になっております。

フィットハイブリッドの燃費調査の第三弾として、この燃費性能に対するオーナーの評価がどうなっているのかを調べていきます。
このフィットハイブリッドの実燃費に対してオーナーはどう思っているのでしょう？

様々な評価を見てきましたが概ね好評、満足しているといった声が多いです。ただ気になる声として燃費評価ではないのですが、「ガソリン車の価格を考えると安くはない」というものがことのほか多く、燃費性能に満足されている方でもこの価格差を燃費で埋められないと考えている人が多いことです。

フィットハイブリッドの燃費調査は上記で終了いたしましたが、それとは別に燃費性能を上げるポイントを追記したいと思います。

フィットハイブリッドで燃費を上げるコツは「エンジンのみ」の走行をできるだけ少なくすることが上げられます。

その方法として①モーターを制御する微妙なアクセルワークを習得する②バッテリー残量とpower表示からエンジンとモーターを制御する術を覚える③微弱モーター走行と惰性走行を覚える等々がありました。

ただしその走行にばかり注力して安全運転をおろそかにしたり後続車に迷惑がかかる運転にならないように注意してください！

いかがだったでしょうか？
今回はィットハイブリッドの燃費性能についてのまとめを行いました。

クラストップレベルの低燃費性能はやはり本物であることが今回の調査でわかりましたが、ハイブリッドとガソリン車との価格差が燃費で埋まらないという声が多いことがかなり気になります。ここは現代のエコブームにおける隠れた問題点かもしれません。

以上、最後までお付き合いいただき誠にありがとうございました。