ゆったりサイズのミニバン・日産プレサージュの燃費はどれ位？

プレサージュとは、1998年から2009年にかけて日産から販売されていた、大きめサイズのミニバンです。
ステーションワゴンの『ルネッサ』をベースに開発されていて、姉妹車に『バサラ』があります。
当初、ホンダの『オデッセイ』をライバルとして作られており、全車3ナンバーの高級志向のミニバンでした。
発売当初は2500ccのディーゼル車もラインナップされていましたが、3年後のマイナーチェンジ時に廃止されました。

初代プレサージュは、1998年から2003年にかけて販売されました。
『オデッセイ』に対抗して作られたためか、後部ドアがスライドドアではなく、セダンのようなヒンジドアになっています。
高床式のボディで、シートも高く、ドライバーの視点が高い作りなっています。
新車販売価格は、189万円～331万円。

2代目プレサージュは、2003年から2009年までの6年間にわたって販売されました。
初代とは大幅に変わり、プラットホームをティアナと同じ大型セダンのものにし、床も少し低くなり、乗り心地もセダンに近くなっています。後部ドアもスライドドアに変更されました。
また、2列目のシートが横にスライドさせる事ができ、キャプテンシートからベンチシートにあっという間に変更できるという、大変使い勝手の良いシートになっています。
新車販売価格は、213万円～366万円。

それでは、カタログ上のプレサージュの燃費について見てみましょう。

1998年6月　カタログより

CⅠ（2400cc）　10･15モード燃費・・・9.2km/ℓ

CⅡ(3000cc）　10･15モード燃費・・・8.8km/ℓ

2008年11月　カタログより

250XG（2500cc）　　　　　　 10･15モード燃費・・・11.0km/ℓ

350ハイウェイスター（3500cc）　10･15モード燃費・・・9.1km/ℓ

それでは次に、プレサージュとライバル車との燃費を比べてみましょう。
年代や排気量等を同じくらいなもので比べてみます。

10･15モード燃費消費　
プレサージュ・2400cc（98）・・9.2km/ℓ　　 エスティマ・2500cc（98）・・8.4km/ℓ　
　　　　　　　　　　

10･15モード燃費消費　
プレサージュ・2400cc（98）・・9.2km/ℓ　　 シャリオグランディス・2400cc（99）・・11.6km/ℓ　

10･15モード燃費消費　
プレサージュ・3000cc（98）・・8.8km/ℓ　　 オデッセイ・3000cc（00）・・9.2km/ℓ　

10･15モード燃費消費　
プレサージュ・3000cc（98）・・8.8km/ℓ　　MPV・3000cc（98）・・7.4km/ℓ　

10･15モード燃費消費　
プレサージュ・2500cc（08）・・11.0km/ℓ　　イプサム・2400cc（07）・・12.0km/ℓ　

10･15モード燃費消費　
プレサージュ・2500cc（08）・・11.0km/ℓ　　オデッセイ・2400cc（08）・・13.2km/ℓ　

10･15モード燃費消費　
プレサージュ・3500cc（08）・・9.1km/ℓ　　アルファード・3500cc（08）・・9.5km/ℓ　

10･15モード燃費消費　
プレサージュ・3500cc（08）・・9.1km/ℓ　　エリシオンプレステージ・3500cc（07）・・8.5km/ℓ　

いかがでしたか？
今回はプレサージュの特徴と燃費について見てきました。
最新のハイブリッド並みという訳にはいきませんが、当時のライバル車と比べても燃費は決して悪くないですね。

使えるシートとゆとりのエンジンのプレサージュ、中古で大き目のミニバンを捜している方は、選択肢の一つとして検討してみてはいかがでしょうか。