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今では当たり前!?車のキーレスについてまとめてみました!

今や多くの車に標準装備されるキーレスエントリーシステム。そもそもキーレスってなに?キーレスの車に乗っているけど電池が切れた時はどうすればいいの?などなどキーレスに関する疑問をお持ちの方もいらっしゃると思います。そこで今回は車のキーレスについて調べてみました。

車のキーレスって?

車のキーレス

そもそも「車のキーレスってなに?」という方のためにまずはキーレスについて簡単にご紹介していきたいと思います。

キーレスとはキーレスエントリーシステム(keyless entry system)のことで、車のカギを鍵穴に差し込むことなく、リモコンにてドアのロック・アンロックができる装備のことをいいます。キー(鍵)、レス(無し)、エントリー(乗り込む)の意味になります。

あまりコストもかからないため、軽自動車やコンパクトカーのベーシックモデルにも標準装備されるケースが増えています。エンジンを掛ける時は、イグニッションキーとしてシリンダーにキーを差し込んで回す従来通りの方法でエンジンスタートとなる場合がほとんどです。

キーレスを最初に採用した国産車は?

車キーレス アコード

キーレスの装備を初めて搭載した国産車は1985年に発売されたホンダの「アコード」です。30年も前に実用化されていたのですね!

1985年に登場したアコードの搭載エンジンは、新開発の直列4気筒 DOHC 16Valve 1.8L CVデュアルキャブ仕様のB18A型と2.0L PGM-FI仕様のB20A型及びSOHC 12Valve 1.8L シングルキャブレター仕様のA18A型。B20A型はシリンダーヘッドだけでなく鉄製が主流だったシリンダーブロックもアルミニウム製で、エンジン重量あたりの出力効率は当時の世界一を記録しました。

サスペンションには、レーシングカーやスポーツカーが採用する4輪ダブルウィッシュボーンをFF量産車として初めて採用しました。またアコードは1985年日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞しています。

車キーレス

同じ年に登場した日産R31スカイラインには「カードエントリーシステム」という当時としては画期的なシステムが採用されていました。これは名刺サイズのカードを携帯していれば、車に近づけてドアハンドルのボタンを押してロック解除が可能というシステムでした。

車のキーレスが届く距離

実際のところキーレスって、どれくらいの距離まで反応するの?高速道路のサービスエリアやショッピングモールなど、車が大量に止まっている状況でのキーレスは自分の車を探し当てるのに役立つのだから、ある程度離れたところからでも届いた方が便利なハズ!ということでキーレスの届く距離について見ていきたいと思います。

車キーレス:ホンダ・フィット(2代目)

車キーレス フィット

だいたい30mくらいまでは9割以上の確率で反応。なぜか高い位置から押すと、プラス5mくらい距離が伸びるようです。リモコンの受信機はハザードランプスイッチの裏側にあるので、高い位置からの方が電波が通過しやすいのかもしれません。

車キーレス:トヨタ・エスティマハイブリッド(2代目)

車キーレス エスティマ

反応した距離は25m。高い位置からボタンを押すと、フィットと同じように若干距離が伸びます。運転席側のスライドドアと運転席の間に受信機があるため、先ほどのフィットと比べると電波が届きにくいのかもしれません。

車キーレス:マツダ CX-5(現行型)

車キーレス CX-5

さすが最新モデル!ということでキーレスが反応した距離はなんと100m。またフィットのときと同様に高々と手を挙げると、おおむね9割くらいの反応に落ち着きました。車との距離はおよそ150m。だいたいこれくらいがCX-5の限界到達距離といえそうです。

車のキーレスの電池交換

スマートキーやキーレスエントリーの電池がなくなってくると、パネルに警告がでます。これを参考に電池の交換を行っていくと良いかもしれません。

電池交換①:キーを取り出す

車キーレス 電池交換

キーレスのリモコンには必ず、リモコンでドアのロックが解除できなくなった時のためのキーが格納されてます。ロック解除レバーがあるので爪でスライドさせ、キーを取り外します。

電池交換②:リモコンの分解

車キーレス 電池交換

キーを取り外すと、ドライバーを差し込むぐらいの隙間があることがわかります。このすき間にドライバーを差し込み、ひねるように回すとリモコンを分解することが出来ます。

電池交換③:電池の交換

車キーレス 電池交換

同じくドライバーで電池とリモコンのすき間に差し込んで、ひねると電池を取り出すことが出来ます。電池はボタン型電池の「CR2032」という電池ですが、100円ショップで売られている「CR2025」という電池でも使えます。

あとは新しい電池をセットして、ケースを組み立てれば完成です!

電池が切れた場合のエンジンのかけ方

今度はキーレスエントリーのリモコンが切れた場合のドアのロックの解除の仕方と、エンジンのかけ方(スマートキータイプ)をご紹介します。今回はキーレスエントリーでさらにプッシュエンジンスターター(スマートキー。ボタンでエンジンを掛ける車種)の場合について見ていきます。

ドアの開け方

車キーレス 

キーレスのリモコンの電池が切れると、当然「リクエストスイッチ」(キーレスのリモコンを持っていれば、ドアのボタンでロックの解除ができる)を押すと、ドアのロックの解除と施錠ができるのですが、これができなくなります。

そこで先ほどの電池交換でご紹介したように、リモコンには物理的なキーが格納されているので、取り出し、鍵穴に差し込みドアロックを解除します。

エンジンのかけ方

車キーレス

エンジンのかけ方は簡単でリモコンでプッシュエンジンスターターのボタンを押すだけ!厳密にはリモコンを近くに置いて、ボタンを押してもかけることが出来ます。

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