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車のクラッチは滑ってないですか?寿命は来てないでしょうか?

マニュアル車を運転するなら必ずクラッチペダルを使い操作するクラッチ、クラッチが滑るという言葉を聞いたことはないでしょうか?クラッチは消耗品の為寿命が来ると滑ってしまいます。今回はクラッチが滑る現象についてお話ししたいと思います。

まずクラッチとは何なんでしょうか?

車に興味なくともマニュアル車に乗る方なら必ず操作するクラッチ、でもそもそもクラッチって何かご存知ですか?

どんな役割をしているかご存知ですか?まずはクラッチがどんなものか説明したいと思います。

クラッチ 滑る

詳しく書いていくととても長くなりますので簡単にご説明します。

エンジンの動力をトランスミッションとつながっているクラッチプレートが押しつけくっつくことによって各ギアにエンジンの動力が伝わります。

言葉ではわかりにくいので動画でクラッチの仕組みを見てみたいと思います。

クラッチ 機構 滑る

クラッチは切る、つながるという表現をしますがつながるといってもギアがかみ合うのではなくクラッチプレートを押し付けているのですね。

クラッチ 滑る

では本題に入りましょう。クラッチが滑るとはどういうことなのでしょうか?

クラッチの機構がわかったところでクラッチが滑るとはどのような現象なのでしょうか?

クラッチ 滑る

クラッチが滑るとまず車が加速しなくなります。

どういうことかといいますとクラッチは押し付けているだけです。
その為クラッチプレートには滑るのを防止するため摩擦材がついています。

しかし冒頭でもお話ししたようにクラッチは消耗品です。
もちろん摩擦材もすり減ってきます。

摩擦材がすり減ったクラッチはエンジンの動力を受け止めることができず空回り状態になります。

この現象がクラッチが滑るという現象です。

実際にクラッチが滑るとどうなるか見てみましょう。

クラッチ 滑る

こちらの動画は極端な例ですが、クラッチが滑る初期の症状だとエンジンの動力をうまく伝えられないためエンジンの回転数だけ上がって車は加速しないなどの症状が出ます。

クラッチ滑る

車を運転している以上クラッチは摩耗していきますので滑る前に交換しないと最悪動かなくなってしまいます。

ではクラッチが滑る原因は何なんでしょうか?

ではクラッチが滑る前に日々の運転に気を付けることは何なんでしょうか?

クラッチ 滑る

実は日々の運転でもクラッチを滑るような運転をしているのです。

一番は発進のときに使う半クラッチです。

半クラッチはクラッチ板を少しだけこすりつけるような形になりますので、クラッチが滑るような形になり摩耗がおきます。

クラッチ 滑る

しかし発進のときに半クラッチをしないのは乗っていてかなり不快ですよね。

ひとりで乗っているときはいいかもしれませんがもし同乗者がいた場合はやめておいた方がいいかもしれません。

でもクラッチが滑るまで使うのは突然車が動かなくなる可能性もありますから、日々のメンテナンスや定期的な交換をしましょう。

クラッチが滑る前に交換したい!クラッチプレートの寿命は?

クラッチが滑る前に早く交換しないといけない、けどクラッチの寿命がどのくらいかわからない方多いと思います。

実際クラッチプレートの正確な寿命というものはないと思います。7~8万キロという方もいますが13万キロ走っても滑るようなことはないという方もいます。

クラッチ 滑る

実際は運転の仕方で変わってきますので日々の運転の仕方を心がけるのも一つの手かもしれませんね。

例えば半クラッチの際は必要以上に回転数を上げないとかよく巡行状態でもクラッチペダルの上に足をおいている方がいますがあれもよろしくはないようです。

あとはいつもと違うところを発見したらすぐに確認してみることも大事です。

15分ぐらいの運転でもクラッチペダルは何回も踏んだり離したりしますよね?

クラッチが滑るようになってくるとクラッチペダルが多少なり重くなってきます。

クラッチが滑るような症状が起きても交換すればすぐに治りますが、愛車の異常に敏感になっておくのはすごくいいことですから。

クラッチ、滑る まとめ

いかがでしたでしょうか?今回はクラッチについてお話ししてきました。

半クラッチのことも少し話しましたが、レース用の強化クラッチなんかを入れると半クラッチの領域が極端に狭いものやペダルの踏力がかなり強いものまであります。

クラッチが滑ると発進も加速もしにくくなりますので少しでもクラッチが滑るような疑いがあるようなら車屋さんに相談してみてもよいかもしれません。

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