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日本が誇る最高級車!レクサスのステーションワゴンについて語る

日本が世界に誇るブランド”レクサス”!「おもてなし」を徹底追及したクルマ造りに定評があります。その中でも、ゲストと一緒に大容量の荷物を運べる「ステーションワゴン」はいわば「おもてなし」の成果が問われるクルマ。レクサスのステーションワゴンについて語ります。

日本が世界に誇る高級車ブランド「レクサス」

世界65か国で展開するグローバルブランドが「レクサス」

「レクサス」は、1989年からトヨタ自動車が北米で展開している高級車ブランドの名前です。

トヨタが得意とするマーケティングを生かし、従前の「アメリカ車」にはない、「機能的」でかつ、「高品質」なうえに日本車の特性である「信頼性」と「経済性および「安全性」を加味したクルマ造りを目指し、日本製「高級車」の概念を確立したブランドといえます。

レクサスが創るクルマの未来

レクサスはトヨタのグローバルプレミアムブランド

レクサスブランドのクルマは、日本国内のみならず、全世界をターゲットに、日本車の持つ「先進性」「静粛性」「経済性」とともに「安全性」「快適性」にスポーツ性を加味した、ベンツやBMWの向こうを張る、日本初「グローバルプレミアムブランド」の確立を念頭にクルマ創りを行っています。

ステーションワゴンの定義

2ボックスで、座席と荷台が一続きであるクルマを「ステーションワゴン」という

一口に「ワゴン」と言っても、ワンボックスカーやステーションワゴンなどいろいろ想像できますが、日本ではワンボックスカーを「ミニバン」と呼ぶので、ここでは「ワゴン」は「ステーションワゴン」と考えます。

つまり、2ボックスタイプで、乗員座席と荷台が一続きになっている形状のクルマを「ステーションワゴン」と定義します。

日本では、「レガシィ」や「ボルボ」などが人気

ボルボXC60は北欧ならではの洗練されたスタイル

ボルボは、日本における「ステーションワゴン」のパイオニア的存在と言っても過言ではありません。

ボルボ人気の秘密はデザインの良さと頑丈さ

ボルボは1970~1980年代に日本において、ステーションワゴン人気の火付け役になりました。ボルボ人気の原因は、従来まで日本ではステーションワゴンと言わず、「ライトバン」と呼ばれていた分野に斬新なデザインを持ち込み、丈夫なボディを開発したことと言われています。

日本車では「レガシィ・ツーリングワゴン」が人気爆発!

日本車では、1989年に誕生したスバル レガシィ・ツーリングワゴンの人気が沸騰しました。フルタイム4WDに水平対向4気筒(ボクサーエンジン)にターボチャージャーを装着し、当時クラス最強の220psをたたき出していました。

レクサスブランドの「ステーションワゴン」は?

それでは、日本の高級ブランドレクサスからステーションワゴンは発売されているのでしょうか?現行のラインアップで確認します。

現行ではレクサスCT200hが該当する

RXやNXは「SUV」のカテゴリに入ってしまう

上述した「ステーションワゴン」の定義からすると、レクサスでは「LX」や「RX」「NX」および「CT」が該当すると思われますが、「CT」を除く3機種は「クロスカントリー車」および「SUV」の位置づけとなるので、実質的な「ステーションワゴン」はレクサスCT200hになります。

また、2014年1月にマイナーチェンジが実施され、フロントグリルがレクサスファミリーに共通の「スピンドルグリル」となりました。

レクサスCT200hのメカニズム

3代目プリウスとほぼ同じハイブリッドシステムを採用

2011年1月より発売されたレクサスCT200hは、パワーユニットに3代目プリウスとほぼ同じハイブリッドシステムを採用し、システム出力は全体で136psを誇りました。

レクサスCT200hの装備群

レクサス兄貴分に見劣りしない装備内容を誇る

レクサスCT200hは、いわばレクサスファミリーのエントリーモデルとも言えますが、装備は充実しており、車両接近時の警報をはじめ、クルーズコントロール、LEDヘッドランプに運転席・助手席独立温度調整式フルオートエアコンなど、兄貴分の装備に引けをとらない充実した装備内容となっています。

レクサスCT200hの価格

レクサスエントリーモデルとしての価格設定

現行では唯一のステーションワゴンタイプである、CT200hのお値段は、最廉価のCT200hベースグレードの3,662,000円~最上級のバージョンLの4,608,000円となっています。ライバルと目されているベンツAクラスやアウディA1と比べるとやや高めの設定です。

レクサスブランドにステーションワゴンは追加ラインアップされるのか?

現時点では「is」が有力

is(日本名アルテッツァ)ではステーションワゴンが販売されていた

レクサスブランドで現在唯一ともいえるステーションワゴン「CT200h」ですが、ライバルであるベンツC(E)クラスやBMW「3」「5」のツーリングに対抗しうるラインアップがありません。

以前北米で「is」として販売されていた頃には「is300 スポーツクロス」という名称(日本ではアルテッツァ・ジータ)で販売されていました。
したがって、今後のマーケティング次第では、isにステーションワゴンがラインアップされる可能性はあると思われます。

レクサスGSステーションワゴンの予想CGも出現!!

海外のレクサスファンの間では、GSステーションワゴンの予想CGが人気を博していたようです。

何と、レクサスから「ミニバンワゴン」の噂も!!

ワゴンの範疇にも入る「ミニバン」にもレクサスが進出か?

2014年の記事ですが、国内レクサス販売店から、ベンツVクラスやフォルクスワーゲンシャランに対抗しうる大型サイズミニバンワゴン投入の要請があったと掲載されています。

現在国内ではトヨタから「アルファード・ヴェルファイア」が販売されていますが、ランドクルーザーと同格の「LX」も販売が開始されたので、まったく根拠のない話ではありませんね。

問題は「レクサス」ブランドの立場

ただ、問題は「レクサス」がグローバルプレミアムブランドであるという点。ワゴンでも「ミニバン」は北米ではあまり人気がないとか!?

「LX」のようなクロスカントリーカーや、「RX」のようなSUVは全世界的な需要がありますが、ミニバンにどれほどの需要があるか疑問です。ラインアップとして展開されるかは今後のマーケティング次第というところでしょうか?

いかがでしたか?
レクサスのステーションワゴンの現状から今後の動向、最後はミニバンワゴン登場の噂まで、レクサスのワゴン全般について語りました。お楽しみいただけましたか?
最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。

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