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カーポートを自作できるのでしょうか?自作カーポートについてご紹介

カーポートを自作できる時代になってきました。とはいえ、カーポートを自作するには道具も時間も体力も、そして最低限の費用も必要になります。そして責任も自作ですからご自身で追う必要がある訳です。この記事では、カーポートの自作工程を少しご紹介しますね♪

カーポートを自作できるのでしょうか?

道具があればできるのでしょうか?

カーポートを自作できたらどれほど良いでしょう!専門の業者にまかせないで、カーポートを自作できるなら費用もかなり浮くわけですから。そう感じる方も少なくないと思います。たとえばこんなコメントがそのことをよく表していますね。

カーポートを買って来て、自宅に自作したい!

出典:http://oshiete.goo.ne.jp

カーポートを自作するにはどうしたら良いのですか?

出典:http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

カーポートを自作できる?‐①施工工程を知る‐基礎工事前半

測量

まずは土台が安定しているかどうか

カーポートを自作の道は設置する位置や場所をしっかり測量することから始まります。
XY方向の延長線上に、分かりやすい目印を残すようにする必要があるでしょう。
工事の工程ごとに位置を出していく必要があるのです。

根切り

よく建設現場で見るこの場面ですね

カーポートを自作するために基礎を造る場合の、”土を掘削して所要の空間を造る”ことです

出典:http://www.what-myhome.net

根切りをしたときの底の水平面を根切り底といいいます

出典:http://www.what-myhome.net

基礎は図面(ご自身で準備していただく)に従って地面を掘り下げていきます。カーポートを自作する際にも、もちろん機械があれば楽ですが、ご自分でツルハシとスコップで掘るのならご自身の体力と相談して、一日で達成できる数を決める必要があるでしょう。

地業

基礎工事に時間がかかりそうですね

地業とは、基礎を支えるための基礎底より下に割栗石、砕石、杭などを設けた部分のことを指します。

出典:http://www.what-myhome.net

捨てコンクリートを打つまでの工程の作業のことでもありますね。

出典:http://www.what-myhome.net

穴を掘ることができれば、砂利を投入して転圧する必要があります。
もちろん機械があれば楽ですが、自分でやるのなら、角材を縦に持ってから、上から突き固めていけば良いでしょう。カーポートを自作する道のりはまだまだ続きます♪

捨てコン

乾かしているこのような風景を見ることがありますね

基礎の底面を平らにして,構造体の位置を決めるために敷くコンクリートのことです。

出典:https://kotobank.jp

次は、捨てコンクリートを打設していきます。ご自分でなさるなら、小型ミキサーを借りてきた方がいでしょう。その後砂と砂利とセメントを混ぜて水を加えていきます。手で混ぜることももちろんできますが、体力に自信があっても一日中はできないでしょう。コンクリートの混練で腰と手首が参ってしまいますから。

墨出し

地面に地図が書かれたかのようですね

工事中に必要な線や位置などを、床や壁などに表示する作業のことです

出典:http://www.what-myhome.net

最初に位置を決めたポイントに従って、捨てコンクリートの上にカーポートの柱の位置を墨出しします。この作業がカーポートを自作する際の最終の位置決定になりますから、くれぐれも慎重に確認なさってください。

カーポートを自作できる?‐②施工工程を知る‐基礎工事編後半

基礎型枠

基礎工事の手順としては鉄筋とコンクリートが必須です。

出典:http://www.geocities.jp

良く見るこの風景ですね

カーポートの柱の中心の周辺に型枠を組み立てていきます。これによって基礎を作ります。その際にカーポートの柱を立てる位置に何らかの箱を入れてください。コンクリートの基礎ができた後に柱を差し込むための空間を作っておくわけです。カーポートを自作するにはこの型枠が必須ですね。

◇基礎鉄筋
型枠の中には、人によっては適度の鉄筋を組み立てておいた方が良いと思い、鉄筋を入れることもあります。もちろん、強度的には有利になりますが無くても良いものですね。

基礎コンクリート

カーポートを自作するには、下準備に時間がかかりますね

型枠がしっかり固定できたら、次はコンクリートを打設していきます。カーポートを自作であったとしても、捨てコンよりも強度が必要になりますので今回は生コンを買った方が良いでしょう。大きさですが60センチ角6箇所として1.3㎥程度が必要になります。突き固めて、天端はきれいにしておくと良いでしょう。

基礎コンクリート打設動画

◇養生、脱型、埋め戻し作業
2,3日程、養生期間を置いてから型枠を解体して、埋め戻しを行いましょう。
自作カーポートの足回りが徐々に固まってきましたね。

◇基礎工事が完了
30~60センチ程度ずつ埋めて水を入れて締め固めていきましょう。
角材で突き固めるのも1つの方法ですね。これで基礎工事が完了したことになります。

カーポートを自作できる?‐③施工工程を知る‐カーポートの柱設置

柱建て方

まっすぐ、垂直に

基本になる角の柱を一本立てておきます。
自作カーポートの柱設置のポイントは高さと垂直をしっかり決めておくことです。

木製のクサビやジャッキ、バールなどの小道具が自作カーポートの柱設置に必要ですよ。

出典:http://oshiete.goo.ne.jp

次に向かい側の柱を同じ要領で立てていきます。

最初の柱と高さを同じにすることと、垂直になるようにすることがポイントです

出典:http://oshiete.goo.ne.jp

梁つなぎ

自作カーポートの強度を出すのに必要ですね

柱の頭を水平材でつないでいきます。
柱の高さと垂直がピッタリ決まっていればスムーズに納まりますよ。

自作ですから、誤差があればここで修正してくださいね

出典:http://oshiete.goo.ne.jp

◇立ち直し
最初に設置した基本の柱を基準にして、他の柱を微調整していきます。
自作カーポートの足元はまもなく完成します。

柱固定

柱をしっかり固定します

自作カーポートの全ての柱の微調整が終われば、水平材がきれいに納まった状態にして、柱の基礎の固定モルタルを注入していきます。クサビなどはそのままにしておいてモルタルを注入します。

固まった後にクサビを外してから、残りの空間にモルタルを注入するのを忘れないでください。

出典:http://oshiete.goo.ne.jp

カーポートを自作できる?‐④施工工程を知る‐カーポートの屋根編

これで構造体の基本部分は完成しました。

強度が出るまでは3週間程度待ってくださいね。ここまで自作でできれば嬉しいですね!

出典:http://oshiete.goo.ne.jp

屋根工事やその他の自作工事を楽しんでください♪

出典:http://oshiete.goo.ne.jp

カーポートを自作できる?まとめ

カーポートを自作しようとなると、ご欄の通り基礎工事がかなり大変であることがわかります。この記事では屋根の自作施工までは考えていませんが、いくつもある屋根の種類から適切なものを選んで自作していくのも愉しみたい方には行えるかもしれません。安全面や体力など他の要素も考慮に入れて計画する必要がありますね。

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