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絶対にダメ!無免許運転するとこんな処罰が待っていますよ!

本人はもちろん、周囲の人達にも危険を及ぼす可能性がある無免許運転。無免許運転による痛ましい事故のニュースを耳にするたびに心が痛みますね。ここでは無免許運転によってうける処罰をまとめました。無免許運転で処罰をうけないように気をつけましょう!

無免許運転にも色々ある

ニュースなどで「無免許運転で運転していた・・・」など痛ましい事故の話題を耳にすることがありますが、無免許運転と一言でいっても色々なケースがあることをご存知ですか?

無免許運転 処罰

・免許取り消し後の運転
・免停中の運転
・運転した自動車に必要な免許がない(普通免許で大型車を運転するなど)
・免許の有効期限切れでの運転
・免許交付前の運転
・国際運転免許証での運転(※)

※海外での滞在期間が3か月以内の国で発行された国際運転免許証での運転が該当します。また、国際運転免許証はあるものの日本では既に無効となっていて、他に有効な免許が無い状態で運転することも該当します。

上記のものが全て無免許運転となります。

なお、2013年の道路交通法改正により、無免許運転の処罰が強化されました。
実際に無免許運転を行なった人の処罰が厳しくなっただけでなく、無免許運転を容認・助長することとなった車両提供者や同乗者も処罰の対象となりました。

無免許運転 処罰

無免許運転を行なうとどのような処罰をうけるのか、違反点数、罰金など処罰の種類に分けてみていきたいと思います。

無免許運転の処罰:違反点数

それでは無免許運転するとどのような処罰がくだされるのか、具体的に見ていきたいとおもいます。
まず最初の無免許運転による処罰は違反点数です。

出典:http://rjq.jp

無免許運転 処罰

無免許運転は一般違反行為ですので即免許取り消しとはなりませんが、違反点数が加算されます。
無免許運転の違反点数は25点で、これは「酒酔い運転」・「麻薬等運転」に次いで大きな点数となっています。

無免許運転による処罰として25点が加算されると、過去3年以内の免停の前歴回数にもよりますが、およそ2年から5年の間、免許を取得することが出来ません。

無免許運転 処罰

再び免許を取得する為には「取消処分者講習」を受講し、「取消処分者講習終了証書」をもらう必要があります。
「取消処分者講習」の講習日数は2日間(合計13時間)で講習料金は33,800円です。

無免許運転の処罰により、新たに免許取得するために時間もお金も費やす必要があることが分かります。
13時間、33,800円もあれば旅行に行くなどもっと有効な使い道があるはずですので、こういった処罰をうけないように無免許運転には十分に気をつけたいものです。

無免許運転の処罰:罰金

続いてご紹介する無免許運転による処罰は罰金です。

無免許運転 処罰

無免許運転の場合、反則金はなく50万円以下の罰金となります。

ただし、罰金ですむのは初犯だったり、人身事故等をおこしていない場合です。
こういった場合であれば略式裁判による罰金処分で済むことが多いですが、回数が多いと正式裁判となる可能性があります。

また、人身事故をおこした場合は罰金刑の規定はなく懲役刑となります。

無免許運転の処罰:懲役刑

次にご紹介する無免許運転の処罰は懲役です。
無免許運転を繰り返している人は実刑判決により刑務所に収容される可能性もあります。

無免許運転 処罰

通常であれば略式起訴による50万円以下の罰金ですが、次のようなケースだと懲役刑となる可能性が高くなります。

・執行猶予期間中の無免許運転
・事故を起こしたり、怪我を負わせた場合
・追跡してきた警察から逃げた場合
・日常的に無免許運転をしていた場合

無免許運転を助長した人への罰則

前述の通り、2013年の道路交通法改正により、無免許運転の処罰が強化されたことで無免許運転を助長した人も処罰の対処となりました。

無免許運転 処罰

ドライバーが無免許であることをしりながら車を貸した、運転を依頼・要求した場合が無免許運転の助長にあたります。

無免許運転を助長した人の処罰は以下のとおり。

【車両提供者】
3年以下の懲役又は50万円以下の罰金

【運転の依頼者・要求者】
2年以下の懲役又は30万円以下の罰金

無免許運転 処罰

これらの処罰以外に無免許運転者と同じように2年間は新たに運転免許が取得できないという処罰をうけることもあります。

無免許運転は絶対にダメ!

無免許運転の処罰についてご紹介いたしました。

無免許運転 処罰

無免許運転はばれなければ良いということは決してありません。
また、処罰があるから無免許運転をしないということでもありません。

無免許運転は本人だけでなく周囲の人達にも危険を及ぼす可能性が高いので絶対にしないようにして下さい。

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