車検を受ける際必要な納税証明書！紛失してしまったらどうするの？

車検を受ける際に必要な物の中に、自動車税の納税証明書があります。
平成27年4月からは車検時における納税証明書の提示が省略できるようにもなりましたが、
紛失すると厄介なので気をつけるようにしましょう。

では、そんな大事な納税証明書を万一紛失してしまった際の、対処法ってご存知ですか？
あまりないケースなので、意外と知らない方も多いと思います。
車検を受ける際に慌てないように、納税証明書を紛失してしまったらどうするのか
一緒に確認しておきましょう！

車検を受けようとして納税証明書の紛失に気付いた際の対処法を見て行く前に、
そもそも納税証明書とはどんなものなのか、確認しておきましょう！

納税証明書とは、正式名称を自動車税納税証明書（継続検査用）といいます。
納税証明書は、自動車税の納税が正しく行われているかを確認する為の証明書です。
毎年5月に管轄の自動車税事務所から、自動車税納税通知書と一緒に送られてきます。
2015年4月1日より、一部県を除いて納税証明書の電子化が始まりました。
これにより、車検を受ける際に必要だった自動車税納税証明書（継続検査用）が、
特定の条件を満たしていれば省略できるようになっています。

車検を受ける際には、道路運送車両法の規定により、自動車税に滞納が
ないことを証明する納税証明書の提示が必要となっています。

ですが、平成27年4月から、国土交通省（運輸支局等）と都道府県のシステムの
連携がはじまり、自動車税に滞納がないという確認を電子的に行うことが可能になりました。
これにより、車検を受ける際に、運輸支局等に対する納税証明書の提示を
省略できるようになりました。

では、納税証明書の提示を省略できる条件とは一体どんなものなのでしょうか？
税納税証明書は、車検を受ける際、下記3つの条件を満たしている場合に省略できます。

【納税証明書の省略が出来る条件】
①自動車税を滞納していない
②自動車税を納付してから、3週間は経過している
③長野・鳥取・愛媛ナンバーでは無い

平成27年4月より、納税証明書は一定の条件を満たすことによって提示を
省略できることがおわかりいただけたかと思います。
ですが、先ほどご紹介した条件を満たさない場合や、
自動車税の納付後すぐに車検を受ける場合は、これまでと同様、
県が発行する納税証明書が必要です。

また、軽自動車・小型二輪自動車については、これまでと同様、管轄の市町村が発行する
納税証明書の提示が必要です。

上記の場合はやはりこれまでと同じように、納税証明書の提示が必要なので、
車検の際に紛失に気付いたら、再発行の手続きを行うようにしてください。
次にもう少し詳しくご紹介していきたいと思います。

では、車検の際、納税証明書の紛失に気付いた場合の対処法についてご紹介して
行きます。
納税証明書を紛失してしまったら、再発行の手続きを行いましょう。

自動車税の納税証明書を紛失した場合は、付いているナンバーの都道府県の
都税・県税事務所や、運輸支局場内の自動車税事務所等で自動車税納税証明書（継続検査用）
の再発行が行えます。

【納税証明書の紛失再発行に必要な書類・物】
・車検証（地域によっては登録番号と納税義務者を記入するだけで可）
・自動車税を納めてから10日以内に再発行を行う場合は、納税を行った領収証書（コピー不可）
・印鑑（認印可）

軽自動車の納税証明書の紛失による再発行の場合は、ご自身の住む
市区町村の役所にある納税課にて手続きを行います。

【軽自動車の納税証明書の紛失再発行に必要な書類・物】
・車検証
・印鑑（認印可）

※紛失による再発行に関しては、手数料はかからないようです。

お疲れさまでした。
車検を受ける際には必要な納税証明書の、紛失の際の対処法は以上です。
いかがでしたか？
納税証明書の紛失自体あまりないケースなのかもしれませんが、
紛失したことに気がつかないまま車検を受ける方は実は少なくないようです。

電子化により納税証明書の提示が必要なくなったとはいえ、
軽自動車などは納税証明書がないと車検を受けられませんので、
この機会に紛失した場合の再発行方法を覚えて頂けたら幸いです。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。