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イタリア高級スポーツカーブランドのSUV、ランボルギーニ・チータ

ランボルギーニ チータはスーパーカーでもお馴染みのメーカー、ランボルギーニが開発したSUVです。当初軍用目的で開発されましたが、採用に至らず市販化されなかった幻のクルマ。そんなランボルギーニ チータとはどのようなクルマなのか?調べてみました。

ランボルギーニ チータ

ランボルギーニ チータ

このクルマがランボルギーニの開発したSUV、 チータです。

 1977年、新たなマーケット開発のために四輪駆動の軍用車を計画、発表されたのがチー タでした。クライスラーのV8エンジンをリヤに搭載し、3速ATで走るこのチータは結局量産されませんでした。

出典:http://www.jloc-net.com

ランボルギーニ チータ

ランボルギーニ チータのリヤビューです。リヤエンドに搭載したジェリカン等が軍用目的に開発された車であることがわかります。

ランボルギーニ チータ

クライスラー製V型8気筒エンジンしたランボルギーニ チータ。SUVですがエンジンをミッドシップに搭載するあたり、ランボルギーニらしいですね。

元々はアメリカ「MTI(モビリティテクノロジーインターナショナル)」の依頼を受け、ランボルギーニが製作したミッドシップのアメリカ軍向け高機動車のプロトタイプLM001チーターが起源である。その1台が1977年のサロン・アンテルナショナル・ド・ロト で「チーター」として発表された[1]。

出典:https://ja.wikipedia.org

チータは軍用に開発されたものの、採用には至らず生産されることはありませんでした。

その後量産化を見込んでLM001を開発。
LM002でSUVの中でも、エキゾチックカーの一種として市販化されることになりました。

ランボルギーニ チータのベース車両

ランボルギーニ チータの元となった車

XR311も軍用に開発されたクルマです。こちらもエンジンをミッドに搭載する四輪駆動車で、ランボルギーニ チータの元となった車といわれています。

ランボルギーニ チータ LM001

チータはプロトモデルを経て、量産型のLM001にバトンタッチします。

ランボルギーニLM001(チータ)

ランボルギーニLM001(チータ)

LM001チーターはのちに親会社となるクライスラー製V型8気筒エンジンを横置きでリアミッドシップに搭載していたが、軍用車としての道が頓挫した後はエキゾチックカー路線へ転身

出典:https://ja.wikipedia.org

ランボルギーニ チータ LM002

ランボルギーニ製 V型12気筒をリアに横置き搭載したコンセプトカーを経て、V12エンジンをフロントに移動させ、縦置きとした「LM002」へと生まれ変わり、1986年に市販を開始した。

出典:https://ja.wikipedia.org

ランボルギーニ チータ量産モデル

ランボルギーニ チータLM001を経て、量産車となったのがLM002です。鋼管スペースフレームにFRP&アルミ製ボディなど、作り方が完全にスーパーカーそのものです。

鋼管スペースフレーム、FRP製アウターパネル、アルミ製ドアからなるボディに、カウンタックの5.2L - V型12気筒“クアトロバルボーレ”(4バルブ)をガソリンの質の悪い地域も考慮に入れて仕様変更、砂漠などの悪環境も考慮したエアクリーナー、酷暑地域も考慮した大型ラジエーターなどの変更などと共に、オフロード走行に適するように改良された。エンジンは最高出力450PS/6800rpm、最大トルク51.0kgm/4500rpmを発揮し、3t超の車両総重量を最高速度206km/hまで引っ張る。

出典:https://ja.wikipedia.org

ランボルギーニ チータの貴重なプロモーションビデオ

ランボルギーニチータに関する、資料映像を発見!

ランボルギーニ チータの動画

ランボルギーニチータのプロモーションビデオです。
英語版ですが、クルマに興味のある人なら聞き覚えがあるフレーズが出てきますので、
ランボルギーニチータがどのようなクルマなのか、なんとなく伝わってきますよ。

ランボルギーニ チータのミニチュアカーたち

ランボルギーニチータは決してメジャーなクルマではありませんが、
スーパーカーブームのときに模型化されており、
ある一定の年代の人達には実は馴染み深いクルマだったりします。

ミニカー、プラモデル、ラジコンとチータはスーパーカーブームのさなか
四輪駆動というインパクトあるスタイリングで、多くの人の記憶に残っています。

最後にランボルギーニチータの魅力的なミニチュアをご紹介します。

ランボルギーニ チータ ラジコン

タミヤ1/12ランボルギーニチータ

タミヤが12分の1スケールで精密に再現した本格ホビーRCカーです。
実車同様にモーターもミッドシップになっています。(ただし2WD)
サスペンションもダブルウイッシュボーン、
トーションバー式の4輪独立懸架になっています。

ランボルギーニ チータ ミニカー

トミカ1/67ランボルギーニチータ

日本の国民的玩具であるトミカでもランボルギーニチータは製品化されていました。
遠く離れた異国の地で製品化され、日本の子どもたちに知らされるランボルギーニチータ。
当時はいかにメジャーな車であるかが、このことでも理解できます。

ランボルギーニ チータ プラモ

大滝1/24ランボルギーニ チータ

今はなきプラモデルメーカー、オオタキ製のランボルギーニチータです。
モーターライズで走行させることも可能です。

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