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低燃費で定評!ミライースの燃費と実燃費はどれくらいなの?

昨今、どの車種も低燃費で競っています。軽自動車業界においては、走行時の快適性と燃費が競われているため、軽自動車でも加速や坂道走行がスムーズな時代になりました。ミライースも例外ではありません。今回はミライースのカタログ燃費と実燃費をご紹介したいと思います。

ダイハツ・ミライースって?

昔から維持費の安さ、所有しやすい、小さくて乗りやすいと定評がありましたが、一方で車内が狭い、パワーがないなど問題点もあった軽自動車ですが、近年では室内空間の広さ、パワー、さらには燃費も上がっているため、軽自動車業界の競争が激化しています。
今回は驚異的な燃費をたたき出したダイハツ・ミライースをご紹介します。
本題の燃費と実燃費の話に入る前に、簡単にミライースをご紹介します。

ミライースは昨今の環境意識や低価格志向の高まりを受け、誰もが気軽に乗れる『第3のエコカー』をコンセプトに開発され2009年に発売されました。
ミライースはダイハツが持つ既存の技術を徹底的に見直し、車両構造の見直しによる車両の軽量化・トランスミッションの改良・エンジンの改良などで、従来比で40%燃費性能を改善した『e:Sテクノロジー』が採用されています。

ミライースのエンジンは圧縮比の向上やインジェクター噴霧微粒化等により燃焼効率を高め、「i-EGRシステム」を採用するなど、細部にわたる改善を行うことでメカニカルロスを極限まで低減させ、電子スロットルによる協調制御を採用することで運転状況に応じて最も効率の良い状態を維持することができるようになりました。
またミライースのCVTもオイルポンプの高効率化によって排出量を高め、CVT制御圧も低圧化することで動力伝達効率を向上させ、これによって変速ギア比を最適化(ハイギア化)することでエンジン負荷も低減されています。

ミライースの燃費

では、そんな優れた軽自動車、ミライースの燃費はどれぐらいなのでしょうか。
まずはミライースのカタログ燃費から見ていきましょう。

ミライースのカタログ値は35.2km/Lという脅威の数字をたたき出しています。
しかし、同じダイハツ車であるアルトが37km/Lとあっさり燃費を抜いてしまったため、第2位位に甘んじています。
しかし、ハイブリッドカーでも、ここまで数字を出すには一苦労なので、その凄さがより一層理解することができるかと思います。

ミライースの燃費は軽自動車業界トップレベルですが、実際にはどのくらいの燃費で走るのか気になる方も多いと思います。
次は実際にミライースに乗っている方の燃費記録を見て平均値を出してみましたので参考にしてください。

ミライースの実燃費

ここでは、ミライースオーナーの燃費記録をもとに実燃費を算出してみました。
ミライースの実際の燃費はどれくらいなのでしょうか。

ミライースの平均実燃費は22.0km/L でした。
実燃費は走行時の気候や気温、道路状況、混雑状況によっても変わってくるため、あくまでも平均値と考えてください。

ミライースオーナーの個人個人の実燃費を見てみると、低くても15km/Lで、高い方になると25km/L という数字が出ています。
高速道路ばかりになると、もっと伸びる方もいるようです。

噂の新型ミライースの燃費

では、2016年10月ごろに発売が噂されている新型ミライースの気になる燃費はどれぐらいなのでしょうか。

トヨタは2016年1月29日にダイハツの完全子会社化を発表し、その場で両社社長の掛け合いの中でトヨタの新型プリウスから採用されたTNGA(Toyota New Global Architecture)と呼ばれる新開発のプラットフォームをもじり、ダイハツはDNGA(Daihatsu New Global Architecture)としたプラットフォーム名にするとも話し、今後の新型車開発に大きな期待感を持たせました。

つまりトヨタで言うプリウス同様、ミライ―スはダイハツの軽自動車の基本構成を作る車種であり
、このプラットフォームを最初に名乗るのが新型のミライースとなりそうです。
新型のミライースはフルモデルチェンジを行い、更なる軽量化(現行730kg→650kg前後)、トランスミッション・エンジンの改良を行い、JC08モード燃費40km/Lを達成させるのではないかと言われています。

新型ミライースのコンセプトとして、2015年10月6日、第44回東京モーターショー2015でD-baseを出展しました。

D-base(ディーベース)
ニューベーシックスモールカーの提案
・e:Sテクノロジーを進化した内燃機関の追求による次世代環境車
・スタイリッシュなエコ&スマートデザインで先進性を表現

新型ミライースの気になる発売日ですが、2016年8月(予定)のトヨタの完全子会社化後となる2016年10月となりそうだと予想されています。

ミライースの燃費のまとめ

いかがでしたか。

ダイハツのミライースの燃費は業界でもトップレベルで推移しています。
実燃費においても、交通状況や気候の変化で変わってきますが、よく走って、よく伸びる、そんな印象を受けました。

新型ミライースではさらなる進化が予想されているため、大幅な燃費の向上が期待できそうですね。

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