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ストップ!意外と見落としがちな一時停止の標識についてのまとめ

信号の無い交差点に差し掛かかると見えてくる、一時停止の標識。ちゃんと一時停止していますか?実は、この一時停止の標識は意外と見落とされがちな標識でもあるんです。今回は、この一時停止の標識について調べてみました。もう一度、一時停止の標識を確認してみましょう!

標識にはどんな種類があるの?

一時停止の標識を見る前に、標識にはどんな種類があるのかを見てみましょう。標識には、本標識と補助標識とがあり、本標識は以下の4種類に分類されます。

案内標識

案内標識は、道路利用者に対して目的地や通過地点の方向、距離などを示しています。

案内標識

警戒標識

警戒標識は、道路や沿道に注意すべき点があることを示しています。運転者に対して、減速など必要な対応を求める標識です。

警戒標識

規制標識

道路利用者に対し、通行の禁止などの規制を示す標識です。今回ご紹介する一時停止の標識も、この規制標識の一つです。

規制標識

指示標識

指示標識は、交通に関して必要な地点の指示をする標識です。横断歩道の標識や駐車可などの標識が、指示標識です。

指示標識

一時停止の標識、実際どういう意味?

一時停止の標識

一時停止の標識がある時は、車と路面電車は停止線の前で一時停止しなくてはいけません。停止線の無い場合は、標識の手前で一時停止しなくてはいけません。
停止線が交差点より手前で合った場合は、停止線で一時停止した後に、徐行して交差点に進入する必要があります。
一時停止せずに、最徐行であってもそのまま交差点に進入してしまうと、一時不停止の違反となります。
また、一時停止とは、どの位の長さ止まっていれば良いのか、ということに関しては明確な規定がありません。しかし、交差点に進入するには左右確認のため一定期間の停止が必要になるので、あまりにも停止時間が短い場合は、違反が疑われる場合もあります。

一時停止の標識を見逃したらどうなるの?

比較的軽い違反に対して切られる青切符

一時停止の標識を見逃して、一時不停止となった場合青切符が切られ、違反点数が2点、反則金7,000円となります。
違反点数に関しては、『3ヶ月特例』が適用になる場合もあります。『3ヶ月特例』とは、過去2年間無事故無違反の場合は、違反後再び3ヶ月連続して違反を起こさなければ、違反点数がリセットされるというものです。ただ、点数が0点に戻るだけで、違反実績が消える訳ではありません。ゴールド免許保持者であっても、免許更新の際にはブルー免許になってしまうので注意しましょう。

注意すべき一時停止の標識とは?

一時停止標識のある交差点

交通量の多い交差点に進入していく場合や、見通しの悪い交差点の場合、自然と一時停止しますよね。ただ、そうではない場合の一時停止、運転者全員が守っているかというと、必ずしもそうではないようです。
ここでは、ちょっと注意した方が良い一時停止の標識をご紹介します。そんなこと言われなくても分かってるよ、という方も、もう一度確かめてみて下さいね。

見通しの良い交差点

見通しの良い交差点は、運転しながらでも左右から車が来るか来ないか判断出来てしまう場合もありますね。その為、一時停止の標識があっても、止まらずにそのまま交差点に進入してしまうことがあります。気を付けたいですね。

交通量の少ない交差点

普段から通りなれている、交通量の少ない交差点。実は、こういう所が一番危なかったりします。いつも車は来ないから、きっと今回も車は来ないだろう、と勝手な予測をしがちです。運転する時には、不確かな予測で交差点に進入してはいけません。

停止線からは左右の確認が出来ない交差点

一時停止の標識があっても、停止線の位置からは左右の確認が出来ない、しにくい場合もあります。その場合、停止線では止まらずに、左右確認できる場所までそのままのスピードで進んでしまう車を見かけることもあります。しかし、それでは違反になってしまいます。
停止線の位置からは左右の確認が出来ない場合でも、停止線で一時停止することで歩行者や自転車に車の存在を知らせることもできます。必ず停止線で一時停止してください。その後、徐行しながら確認できるポイントまで進んで下さいね。

一時停止の標識、いかがでしたか?

一時停止の標識をご紹介してきましたが、いかがでしたか?通りなれている道、交通量が少ない道などは、つい無視してしまうこともあるかもしれません。しかし、一時停止の標識に従わなかったせいで、重大事故を引き起こしてしまうことも考えられます。一時停止の標識があったらきちんと停止するように、普段から心がけたいですね。

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