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費用はどれくらい…?これを読んで車の廃車に備えましょう!!

大事な車を廃車にしなければならなくなった…それはとてもショックなことですよね。1番気になるのはやはり費用ではないでしょうか?費用はもちろん、車を廃車にする際の必要な手続きを知らない方でも、これを読めば一安心!備えあれば憂いなし!ぜひこのまとめを頭の片隅に…☆

愛車を廃車にする

大事な愛車を手放さなければならなくなった…。まだ使用できそうな状態であれば、中古車として売りに出すことも1つの手段です。でも、長年愛用した車は走行距離もかなりある状態ならば、廃車にしなければいけないかもしれません。廃車とはどんなものなのか、そして気になるのは廃車にかかる費用のことではないでしょうか?どれくらいの費用が必要か、廃車を考えている方、気になる費用・手続きなど参考にしてみてください!

廃車とは何か?

廃車とは、そもそも何なんでしょうか?

廃車とは、道路運送車両法の「抹消登録」で、陸運局(軽自動車検査協会)に自動車のナンバープレートを返納して検査登録を抹消することです。車を壊すことだと思っていた方もいるのではないでしょうか…。抹消登録をすると、自動車を日本の公道で走らせる事はできなくなります。廃車にした車はもう公道では走ることはできませんが、抹消登録には一時抹消登録と永久抹消登録があり、手続き方法が異なります。当然ですが、費用も必要です。

廃車の種類①一時抹消登録

一時抹消登録は、車を解体処分しないで置いておく場合のことをいいます。『中古車新規登録』で、再び車を使用できます。将来また乗る可能性がある、売る可能性があるなどの場合に利用します。

一時抹消登録の場合は車検を受け再登録して自動車を使用することができます。車検がまたたくさんある間は、一時抹消登録が良いでしょう。

廃車の種類②永久抹消登録

永久抹消登録の場合は再登録をすることはできません。車検が残り少ない場合や車検切れの場合は、永久抹消登録の方が手間が省けて良いでしょう。しかし、車を壊すということでやはり費用がかかります。

永久抹消登録は、車を解体処分する場合に行い、完全に廃車にすることをいいます。事故をしてしまい、修理が不可能になった車や、古くなった車、もう使用できない車、車自体の価値がなくなった場合に利用します。永久抹消登録では『自動車リサイクル法』で定められた、リサイクル費用を支払わなければなりません。廃車手続きの提出書類には、リサイクル料金預託証明書が必要です!

すぐに廃車にしようとするんではなく、廃車には費用も時間も手間もかかるります…。買い取ってくれる業者があります!無料の見積もりは必ずするべきですよ!

一時抹消登録で廃車にする際にかかる費用

一時抹消登録で廃車にする際にかかる費用は、手続きを自分で行う場合は350円です。(書類代は別途必要です。また、車検証の記載に変更のある場合は変更登録料350円が必要です。)思っていたより安いと思いましたが、手間も費用もかかることは間違いありません。

永久抹消登録で廃車にする際にかかる費用

先程、永久抹消登録で廃車にする際に『自動車リサイクル法』というものが出てきました。この自動車リサイクル法とはどんなものでしょうか?

自動車リサイクル法とは?

自動車リサイクル法とは、2005年1月1日に施行され、廃車にする自動車を所有者・関連事業者・自動車メーカーで正しく処理を行い使えるものは再利用し、自動車を廃車する時にかかるリサイクル料金を所有者が支払うという法律です。廃車にする際には費用がかかるんです!

気になる自動車リサイクル法の費用は、自動車メーカーや車両によって異なりますが、普通車が約1万円、軽自動車が約8千円、外国車が約2万円となっています。なかなか費用がかかりますよね!

今回は普通車で考えてみます。

普通車を廃車にする際にかかる費用

普通車の廃車に必要な費用としては、「自動車解体費用」と「自動車リサイクル料金」がかかります。自動車解体費用は、業者などによって異なりますが、約1万円前後で処理してくれる業者が多いようです。

解体費用は1万円前後、それに加えて自動車リサイクル料金がかかります。平成17年1月1日から施行された自動車リサイクル法により、自動車を廃車する際に車種やメーカーなど車ごとに決められた自動車リサイクル費用の支払が義務となりました。先程説明した通りです。

しかし、自動車リサイクル料金は、車を所有して1度支払ってしまえばその後は支払う必要はないんです!!通常、自動車リサイクル費用は、「新車を買った時」、「自動車リサイクル法施行後、初めて車検を通すとき」、「自動車を廃車する時」に支払われます。この3つの支払時点で一度でも支払っていれば良いので、自動車リサイクル法が施行されてかなり時間が経過している今では、全ての車が自動車リサイクル費用については支払済みと考えても良いでしょう。

自分の車が、廃車にするまでにリサイクル費用を支払っているか分からない場合は、「自動車リサイクル促進センター」のWEBサイトで、自分の車の自動車リサイクル料金や支払の有無を簡単に調べることができるのでチェックしてみてください!

普通車を廃車にする際にかかる費用

以上のことを総合して考えてみて、普通車を廃車にする場合は1万円くらいの費用がかかるということになります。

以上、車を廃車にする際に必要な費用、廃車にする際の必要事項をまとめてみました。普通車ならば、1万円程の費用が必要ですが、手続きも手間が要りますよね。愛車を手放すのは寂しいですが、最後までしっかりと車を大事に使用しましょう!!

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