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メルセデス・ベンツcクラスステーションワゴンがフルモデルチェンジ

ダイナミックさを高めたエクステリアとクラスを超えた上質なインテリアを採用するメルセデス・ベンツ「cクラス」。2014年10月1日メルセデス・ベンツcクラスステーションワゴンがフルモデルチェンジ。4代目となるメルセデス・ベンツcクラスステーションワゴンの魅力とは

メルセデス・ベンツ cクラス ステーションワゴンの概要

 メルセデス・ベンツ cクラス ステーションワゴンは、ダイムラーが1993年から生産し、同社がメルセデス・ベンツブランドで販売しているDセグメントのステーションワゴン型の乗用車である。
 現在のモデルは4代目cクラスである。

 1993年に190シリーズの後継車としてcクラスが登場。当初は4ドアセダンのみであったが、1996年にステーションワゴンが登場した。
 メルセデス・ベンツの乗用車共通の特徴としてステアリング操作時は左右の前輪上面が旋回方向へ傾くため、よりボディの小さいCセグメントやBセグメントに匹敵する最小回転半径を実現。このCクラスでは4.9-5.1mとなっている。

メルセデス・ベンツ cクラス ステーションワゴン

全長x全幅x全高:4730x1810x1450mm
ホイールベース:2840mm
駆動方式:後輪駆動(FR)
乗車定員:5名

 cクラスステーションワゴンのボディサイズは全長4730mm※×全幅1810mm×全高1450mmで、ホイールベースは2840mmとなる。セダン比では全長が+15mm、全高が+15mmと若干大きくなるが、全幅とホイールベースは変わらず。積載能力を上げながらもセダンと同じサイズ感が与えられている。

※スポーツの全長です。アバンギャルドの全長4705mm

メルセデス・ベンツ cクラス ステーションワゴン

 メルセデス・ベンツ cクラス ステーションワゴンに搭載されるエンジンは1.6L直4ターボと2種類の2L直4ターボが用意されている。
 グレードは、1.6Lエンジンを搭載するC180は、スタンダード/アバンギャルド/スポーツの3種類を設定。184psの2Lエンジン搭載のC200が、アバンギャルド/スポーツ/スポーツ本革仕様の3タイプ。 211ps2Lエンジン搭載のC250は、スポーツの1種類となっている。
 なお、日本仕様のステアリングは全グレード右となっている。

メルセデス・ベンツ cクラス ステーションワゴンのエクステリア・デザイン

 メルセデス・ベンツ cクラス ステーションワゴンのエクステリアについて紹介します。

メルセデス・ベンツ cクラス ステーションワゴン

 これまでのcクラスワゴンから飛躍的な進化を遂げたのが、ボディの軽量化である。アルミニウム素材が約50%使用されることで、従来モデル比で75kgの減量に成功している。

メルセデス・ベンツ cクラス ステーションワゴン

メルセデス・ベンツ cクラス ステーションワゴンのインテリア・デザイン

 メルセデス・ベンツ cクラス ステーションワゴンのインテリアについて紹介します。

メルセデス・ベンツ cクラス ステーションワゴン

 シフトセレクターはセンターコンソールにはなく、ウインカーレバーのようにステアリングコラムに設けられている。

メルセデス・ベンツ cクラス ステーションワゴン

内装色はクランベリーレッド。ほかにボディーカラーに応じてブラックも用意される。

メルセデス・ベンツ cクラス ステーションワゴン

後席の分割比率は先代の2:1から40:20:40へと変更された。

メルセデス・ベンツ cクラス ステーションワゴンのラゲッジ・スペース

 メルセデス・ベンツ cクラス ステーションワゴンのラゲッジ・スペースについて紹介します。

メルセデス・ベンツ cクラス ステーションワゴン

 リアゲートは電動で、ハンズフリー機能が備わる。キーを持っていればバンパー下につま先をチョンと入れて抜くだけで開閉ができる。

メルセデス・ベンツ cクラス ステーションワゴン

 後席40:20:40の分割可倒式で、バックレストはラゲッジ側から電動ワンタッチで倒せる(元に戻すのは手動)し、このスイッチは室内の後席側にも左右に設けられている。

 もちろん積載能力も高い。フルフラットにしたときの容量は1510リットル。

メルセデス・ベンツ cクラス ステーションワゴンのエンジン

 メルセデス・ベンツ cクラス ステーションワゴンのエンジンについて紹介します。

 C180に搭載されるエンジンは1.6Lターボとなり、最高出力156ps、最大トルク25.5kgfmのスペック。C200は2.0Lターボで184ps/30.6kgfm。C250は2.0LターボでC200と同排気量ながらも211ps/35.7kgfmのハイパフォーマンスエンジンとなる。

 ディーゼルはC220dに2.2L、最高出力170ps/3,000-4,200rpm、最大トルク40.8kgf・m/1,400-2,800rpmを搭載する。

メルセデス・ベンツ cクラス ステーションワゴン

C200ステーションワゴンスポーツ
エンジン種類:直列4気筒 DOHC ターボチャージャー付 直噴ガソリンエンジン
総排気量:1991cc
最高出力:184ps(135kW)/5500rpm
最大トルク:30.6kg-m(300N・m)/1200-4000rpm
燃料消費率:16.5km/L[JC08モード燃費]

メルセデス・ベンツ cクラス ステーションワゴンの価格

 2014年10月1日に発表されたメルセデス・ベンツ cクラス ステーションワゴンの価格ですが、

C 180 ステーションワゴン 1.6L 直 4直噴ターボ 右 ¥4,420,000
C 180 ステーションワゴンアバンギャルド1.6L 直 4直噴ターボ 右 ¥5,280,000
C 180 ステーションワゴンスポーツ1.6L 直 4直噴ターボ 右 ¥5,730,000

C 200 ステーションワゴンアバンギャルド2.0L 直 4直噴ターボ 右 ¥5,590,000
C 200 ステーションワゴンスポーツ2.0L 直 4直噴ターボ 右 ¥6,040,000
C 200 ステーションワゴンスポーツ (本革仕様)2.0L 直 4直噴ターボ 右 ¥6,410,000

C 250 ステーションワゴンスポーツ2.0L 直 4直噴ターボ右 ¥7,240,000

となっています。

 さらに、2015年9月28日に追加されたメルセデス・ベンツ cクラス ステーションワゴンのディーゼルの価格ですが、

メルセデス・ベンツ cクラス ステーションワゴン

C 220 d ステーションワゴン アバンギャルド 2.2L、直4直噴ディーゼルターボ:¥5,950,000
C 220 d ステーションワゴン スポーツ 2.2L、直4直噴ディーゼルターボ:¥6,410,000
C 220 d ステーションワゴン スポーツ (本革仕様) 2.2L、直4直噴ディーゼルターボ:¥6,790,000

となっています。

 セダンはパッケージオプションで、安全装備やらレザーシートなどがいろいろと複雑なパッケージになっていましたが、ワゴンの方は、ほぼすべて標準装備の状態でわかりやすくなっています。
 詳しくはメルセデス・ベンツのディーラーもしくはHPでご確認ください。

まとめ

 メルセデス・ベンツ cクラス ステーションワゴンについて紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。メルセデス・ベンツ cクラス ステーションワゴンの購入検討している方の参考になれば幸いです。

 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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