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スピード違反をすれば罰金はいくら?スピード違反と罰金について調査

スピード違反をしてしまうと、点数と一緒に支払う罰金ですが、いくら支払うのかご存知ですか。知っているようで知らないスピード違反の罰金について調査をしてみます。スピード違反と罰金の関係について、一緒に勉強をしていきましょう。

罰金とは

罰金とは、重度な違反に課せられる刑事処分のことです。
罰金刑は前科扱いとなる重度な処分であって、禁固刑または懲役刑と同一線上に罰金刑があります。なので簡単に金額が高いというだけの問題ではありません。

基本的な罰金刑の重さをまず知っておく必要があります。

反則金は収めた時点で違反行為に対する処理が終了します。しかし罰金相当の違反を犯した場合は、必ず刑事裁判を受けなければなりません。一度検察庁に出頭し、違反した事実に関して取り調べが行われて刑事裁判を受けます。

刑事裁判といっても、違反した事実を認めた場合であって検察官が「略式裁判」による処理が妥当と判断された場合は直接公判に出ることなく書面上だけで簡易的に裁判を受ける制度を受けることが可能になります。

もちろん、違反した事実に不服があり略式裁判に応じない場合は通常裁判を受けることになります。更に違反した内容が相当な悪質であると検察が判断した場合は略式裁判を受けることができず強制的に公判請求される場合もあります。

罰金と反則金との違いは?

悪質な違反に課せられる罰金に対して、軽微な違反で課せられるのが反則金ですが、同じように思えますが、それぞれの意味は全く別物です。実際に反則金も罰金も一緒に”罰金”と表現するケースが多いですが、決して同じではありません。

車を運転した人が違反行為を犯した場合に、その行為が比較的軽微なもの(反則行為)については一定期間(青キップが発行され反則金納付書を受け取り受理した日から8日以内)に所定の反則金額を最寄の金融機関へ納付を行うと、本来なら犯した交通違反に対し裁判による審判を受けなければならないところ、反則金を納めることで免除する制度交通反則通告制度といいます。

ここで使われている言葉が反則金です。

スピード違反の罰金は

それでは、スピード違反における罰金はいくらなのでしょうか。
ここでは、反則金についても、罰金として取り扱いたいと思います。

一般道路と高速道路で点数・罰金が異なります。

①一般道路のスピード違反

スピード違反15km未満 反則金9,000円
スピード違反15km以上~20km未満 反則金12,000円
スピード違反20km以上~25km未満 反則金15,000円
スピード違反25km以上~30km未満 反則金18,000円
スピード違反30km以上~50km未満 反則金は簡易裁判で罰金決定(赤キップ)
スピード違反50km以上~ 反則金は簡易裁判で罰金決定(赤キップ)
罰金はおよそ6~8万円ですがケースにより異なります。
60km超過で罰金が10万円にもなる場合もあります。


②高速道路のスピード違反

スピード違反15km未満 9,000円
スピード違反15km以上~20km未満 反則金12,000円
スピード違反20km以上~25km未満 反則金15,000円
スピード違反25km以上~30km未満 反則金18,000円
スピード違反30km以上~35km未満 反則金25,000円
スピード違反35km以上~40km未満 反則金35,000円
スピード違反40km以上~50km未満 反則金は簡易裁判で罰金決定(赤キップ)
スピード違反50km以上~  反則金は簡易裁判で罰金決定(赤キップ)

反則金の額は、いずれも普通車の場合となっています。
一般道路も高速道路も、スピード違反の超過速度が大きくなるにつれて、点数と反則金の額が大きくなって来ていることがわかります。

スピード違反あれこれ

スピード違反でのあれやこれやについて見ていきましょう。

車のスピードを出しすぎても捕まらない場合

道路交通法は公道が対象です。つまり公道以外ではスピードを出して車を運転しても大丈夫というわけです。

車を運転できる公道以外の場所・・・といっても具体的にはピンとこないかもしれませんが、わかりやすい例としては「私有地」や「サーキット」が挙げられます。

サーキットで車を運転する場合は道路交通法の規制対象外になるので、どれだけスピードを出して運転しても取り締まられることはありません。

出典:http://xn--zck6a6a2l272op51e.jp

スピード違反の検挙数って知ってますか?
年間250万人以上が検挙されていて、免許取得者の5割が1回は検挙されてます。
2005年は280万人が検挙されてます。 1999年までに1300万人が検挙されてます。
2000万人~3000万人の人が一回は検挙されてる計算になります。
スピード違反は年間で200万人以上検挙されてます。

普通に考えたら免許取得者の5割は1回は検挙されてます。

それと、人生において車に乗ってたら、何かにぶつけたり、事故を起こしたり、スピード違反したり、駐車違反をしたりと何かしらあると思います。人生において車に乗っていて何もない方が少ないのです。

法定速度で走行してると必ずといっていいほど後方車が煽ってきて怖いキモチになります。
高速で法定速度で走っていても遅い感覚になりますが、日本ってせっかちな性格が多くルール守らない人が多いのでしょうか?

飲酒運転や速度違反による事故での死亡事故率は、全体と比べると、
飲酒運転では7.4倍
最高速度違反では17.7倍
安全運転義務違反を除くと、交通三悪(速度違反・飲食運転・無免許運転)による
死亡事故の発生率が非常に高くなっています。

家族や友人が速度違反をした自動車事故に巻き込まれて亡くなっても、
事故をおこした人に「あなたも運が悪かったね」なんて言えますか?

出典:http://xn--zck6a6a2l272op51e.com

罪が重くなるのは、速度超過が30kmを超えてからです。60km道路であれば90kmオーバーですが、40km道路であれば70kmオーバーです。道幅はそれほど狭くないのに40kmになっている道路は珍しくありません。

スピードを出した方が悪いのは間違いありませんが、普通の道幅で走りやすいので60km道路と勘違いしないようにしましょう。ただ、40km道路で50~60km出していて捕まったという話は聞いたことがありませんよね。どこでもついつい60km出してしまいますが、これも立派な違反になります。

ネットで検索してみると40km道路で60km出していて捕まったという例が沢山出てきます。40kmになっている道路は、道幅が狭かったり見通しが悪い道路で、事故を防ぐためにその速度に規制されています。

40kmになっているのは田舎の道が多く、実際には50~60km出して走行するのが当たり前になっていますが、捕まってしまった場合には素直に従った方が良いでしょう。

出典:http://www.hajimete-carhoken.com

スピード違反は年間で200万人以上検挙されているんですね。
また、”公道”という表現も難しいですよね。
確かに40km道路で60km出していて捕まった、または50㎞だったのに捕まったという方もいらっしゃいます。

スピード違反をすれば罰金はいくら?スピード違反と罰金について調査 まとめ

スピード違反と罰金について一緒に勉強をしてきました。
罰金については、違反速度が大きくなればなるほど金額が増えていくということがわかりました。

急いで行きたいこともありますが、スピードは控えめでということですね。

スピード違反取り締まり方法についても、オービスやレーダーによる速度測定など多彩になってきています。

周りの流れに乗るということも大切ですし、また罰金を払いたくないという安易な考えではなくて、日頃からの安全運転は心がけないといけませんね。

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